<カタリココ文庫>を出版! 創刊号は『高野文子「私」のバラけ方』です。

IMG_1525_convert_20190826150012.jpgカタリココは、そこにいらした方だけが聴くことのできる1回かぎりの出来事で充分だとこれまで思ってきましたが、昨年、美術家の福田尚代さんとのトークが、彼女の所属する小出由紀子事務所の尽力により冊子になったのをきっかけに、考えが変わりました。文字起こしと再構成の作業がことのほかおもしろかったのと、文字で読める言葉にすることで、話した内容が自分のなかに深く定着するように感じられたのです。トークでは場の熱はよく伝わりますが、語られた言葉を反芻したいときにはもどかしく、カタリココも13年目に入ったいま、出版にふみだしてもいいかもしれないと思いました。
 創刊号では、申し込み者多数だったにもかかわらず、30名しか聞けなかった2015年11月の高野文子さんとのトークを載せることにしました。内容を再構成して高野さんとも何度もやりとりしながら最終稿をつくり、加えて高野さんに近況をインタビューして収録しました。わたしは漫画界にはうといですが、それがゆえに、漫画という表現メディアについてこれまで高野さんの口から語られてこなかったことが伺えたように思います。
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現在はカタリココ開催店でのみ扱っていますが、徐々に注文をとって広げていこうと思います。
お店で販売してみたいという方はinfo@katarikoko.comにご連絡ください。
個人のご注文はブックギャラリーポポタムのオンラインストアをご利用ください。
文庫サイズ、図版入り、背表紙つき、38ページ。
1冊700円
(この号は現在品切れです。発売中の号は大竹昭子短文集『室内室外しつないしつがい』です)