『須賀敦子の旅路』の解説を書いて下さった福岡伸一さんと須賀さんの話を!

福岡伸一さんとは、拙著『きみのいる生活』のトークショーでお会いしたのが最初です。なんとお客さんとして来てくださり、いちばん前のかぶりつきの席で、終始うれしそうに聞いてくださいました!
まだ『生物と無生物のあいだ』が出る前でお顔がわからず、サインのときに名前を入れてくださいと差し出された紙を見てはじめて、もしかして狂牛病の本を書かれた生物学者の方?と気がついたのです。

そこで、打ち上げにお誘いしてお話をしたところ、以前お手紙をいただいていたこともわかりました。その話は、今回の解説に書かれています。パドヴァでの学会で自分の発表がおわると、ひそかに抜け出してベネツィアにむかい、カルパッチョ作「コルティジャーネ」の絵を見にいき……と、この先の話は解説で読んでいただくとして、トークでは件のカルパッチョの絵なども画像でお見せしつつ、須賀敦子の文章の魅力について語り合えればと思います。文章のなかで「私」と書くときの「私」と、生身の「私」との距離感など、生物学者がとらえる「私」の姿が浮き彫りになるのではないかと期待しています。(2018.4.4)

日時:4月18日19時〜
会場:代官山・蔦屋書店
料金:1500円