この一年に朝日新聞で書評した本24冊!

昨年4月に書評委員になってから早くも一年が過ぎました。本日の朝日新聞に掲載されたものが本年度最後の書評で、4月からは新しい年度にはいります。この一年、どんな本を取り上げたかを振り返ってみました。全部で24本で月2本のペース。ジャンルは海外小説がいちばん多くて11本。これまで翻訳ものがあまり取り上げられてこなかったようなので意識的にそうしましたが、つぎに多いには一応私の守備範囲ということで写真が5本。あとは国内小説2本、エッセイ2本、その他4本という順番です。その他で目を引いたのは精神医学関係の『オープンダイアローグとは何か』でしょうか、学生時代、精神病院で実習した記憶がよみがえりました。
4月からはもう少し国内小説、なかでもなかなか読者を得にくい純文系を応援しましょう! 
書評は日曜掲載分がつぎの水曜日に公開され、すべてブック・アサヒ・コムで読むことができます。(2016.3.20)

1) 4月5日(海外小説)『元気で大きいアメリカの赤ちゃん』ジュディ・バドニッツ
2) 4月12日(国内小説)『くりかえすけど』 田中小実昌
3)5月3日(海外小説)『地平線』パトリック・モディアノ
4) 5月17日(海外小説)『ノヴェル・イレブン、ブック・エイティーン』ダーグ・ソールスター
5) 5月24日(写真)『写真のボーダーランドーX線・心霊写真・念写』浜野志保
6) 5月31日(海外小説『忘れられた巨人』カズオ・イシグロ
7) 6月14日(海外小説)『イザベルにーある曼荼羅』アントニオ・タブッキ
8) 7月5日(写真)『陸前高田2011−2014』 畠山直哉
9) 8月2日(海外小説)『夜が来ると』フィオナ・マクファーレン
10) 8月9日(エッセイ)『秋山祐徳太子の母』秋山祐徳太子
11) 8月30日(精神医学) 『オープンダイアローグとは何か』斉藤環
12) 9月13日(写真)『私の土地から大地へ』セバスチャン・サルガド&イザベル・フランク
13) 9月20日(海外小説)『日々の光』ジェイ・ルービン
14) 9月27日(写真)『写真幻想』ピエール・マッコルラン
15) 10月25日(海外小説)『オルフェ』リチャード・パワーズ
16) 11月15日(美術)『アートは資本主義の行方を予言する』山本豊津
17) 11月29日(食)『アメリカは食べる』東理夫
18) 12月13日(海外小説)『優しい鬼』レアード・ハント
19) 1月10日(写真)『ゲルダーキャパが愛した女性写真家の生涯』イルメ・シャーバー
20) 1月24日(建築)『集合住宅30講』植田実
21) 2月14日(海外小説)『未成年』イアン・マキューアン
22) 2月21日(海外小説)『きみを夢みて』スティーヴ・エリクソン
23) 3月13日(国内小説)『死んでいない者』滝口悠生
24) 3月20日(エッセイ)『かなわない』植村一子