秘密結社の集いのような盛り上がり。

写真家の板垣真理子さんをゲストに迎えた昨夜のカフェ・カタリココも満員御礼!アフリカから奴隷としてやってきたヨルバの人々が語り伝えた信仰がカンドンブレ。音楽と踊りと色の世界とが一つになった包容力と生命感にあふれた信仰のかたちだ。神々の理念体系はあるが、組織立った教団でないところもステキで、板垣さんの話を伺っているうちにじわじわとその魅力が私たちにも伝播してきた。いまカンドンブレは中米から北米大陸に広がり、とくにブラジルのアーティストはほとんどがカンドンブレのシンパだという。やっぱりひとりの創造主が世界を造ったとする一神教の末路は闘いしかないですよね!
朗読コーナーでは、板垣さんは『ブラジル紀行』のなかからカンドンブレやバイーアのくだりを、私は『ソキョートーキョー』の冒頭と駅伝大会を読んだが、ヨルバの話をたっぷり伺った後だったので鼠京とヨルバが重なってきたのに会場は大笑い。茶会記でのカタリココは昨夜がはじめてだったが、とても親密ないい空間。興奮さめやらぬ感じで終了後、双方の友人8名と近くの中華料理店へ! 旅好きの人ばかりでつづきの話に夢中になった。(2009.2.28)