今日という日は……。

週末には出来るだけ約束を入れないでおく。おおまかなイメージだけ持って流れで物事を決めていく。今日はまずリトリモア地下の今井智己さんの写真展へ。もっと早く行きたかったのだけど、週末しか足を運ぶ時間がなく、終了の近づいているものから先行させるために、押せ押せになってしまった。
写真集『光と重力』は緊張感のある素晴らしい内容だった。だが、何か語ろうとすると言葉が出てこない。ところがその写真が展示されているのを見たら、それが呼び水になったように言葉が動きだした。「克明さ」をキーワードとして書きとめる。つぎに新宿二丁目のフォトグラファーズ・ギャラリーで開催中の北島敬三さんの写真展へ。同じように克明な写真だが、写っているものを等価にするための「克明さ」で両者のちがいを感じた。その後、あるライブイベントに顔を出すつもりだったが、いま感じていることをそのまま持ち帰って書きたい衝動にかられて直帰。書評空間に『光と重力』の書評を書いてアップする。時計は12時をまわった。写真にはじまり写真におわった土曜日が去っていく。どちらの写真展も2月28日まで!(2010.2.20)