11月のカタリココの予約がはじまりました!

11月27日(木)開催の今年最後のカタリココは、昨年、「爪と目」で第149回芥川賞を受賞された小説家の藤野可織さんをゲストにお迎えいたします。藤野さんの小説を私が読んだのは、『群像』の合評会がきっかけでした。はじめてお名前を知り、作品を読み、なんかこの作家、気になるな、と思いました。一見荒唐無稽なセッティングを、感覚的というのでもなく、論理的というのでもなく、言葉の運動神経というようなもので引っ張っていきます。

『爪と目』はその典型とも言える作品ですが、人称の使い方が独特です。藤野さんは、作品を書いたあと、人称を入れ替えてみることをよくする、とインタビューで語ってますが、人称を変えるというのは、視点を変えることですから、目でものを考えているところがあるのでしょう。修士論文は写真家の木村伊兵衛について書かれ、ご自身でも写真を撮ります。視点の移動は写真への関心とも結びつきます。

これまでカタリココでは、東京在住の作家をお呼びしてきましたが、藤野さんは京都在住で、このために上京してくださいます。ぜひこの機会をお見逃しなく!

開催日時:11月27日(木)開場 18時半 開演時間 19時
会場:ブックギャラリーポポタム 03-5952-0114 popotame@kiwi.ne.jp
料金:1500円