『新潮』8月号に短篇「カエルと男と女」が載りました!

新潮8月号タイトルに悩みました。結局、「カエルと男と女」に落ち着いたのですが、どこかで見たことのあるような……と思ったら谷崎潤一郎の「猫と庄造と女」に似てます。ふたりの男とひとりの女を巡る物語。ときは初冬から年末にかけて、といまと反対の季節が舞台ですが、その三人の男女に「カエル」が絡んでいます。
カエルと言えば、「二兎と偽札と蛙の目」という短篇を前に『群像』に書いたことがあるし、連載中の日経新聞「プロムナード」にもこれからカエルの話が一回でてきます。別にカエルは好きでもないし、興味もないのに、どうしてかなあ、と非常に不思議。知らない間にアタマのなかに「カエル溜まり」ができ、縁から溢れてこぼれ出してきたのかもしれません……。(2014.7.7)