2014年のカタリココは、寄藤文平さんで幕を開けました!

2014年5月28日、寄藤文平さんをお迎えして神保町ボヘミアンズギルドで行われた本年最初のカタリココ。爆笑の一夜からあっという間に1週間がたってしまいましたが、そのご報告を。
まず『この写真がすごい!2』から寄藤さんがセレクトした写真6点を上映しました。寄藤さんが気になった写真というのですから、ちょっとひねりが効いています。6番、24番、44番、60番、69番、70番。これらを上映し、どこが気になったか、おもしろいと思ったかったかを語り合いました。いちばん長く話したのは60番です! 彼から思いがけない意見が出ましたが、それは今後おこなわれるトークの話題にとっておきましょう!
寄藤_convert_20140604112356寄藤さんはインターネットなどで見つけたおもしろい画像をチェックし、カードにして、ときどきご覧になるそうですが、後半はその画像をネタにトークしました。どれもおもしろくて、会場は沸騰!左の写真にあるのはポスターを撮ったもので、飛んでしまって見えませんが、このハサミの下に四文字の漢字が並んでいて、それとハサミが合体するとなんとも「痛い!」図になります。

絵や写真に言葉が添えられることによって(またその逆によって)、観客とのあいだに共通の場が立ちあがっていくのがまざまざと実感されました。トークショーの醍醐味はこれですね。

上映が終わって質問コーナーでは、写真集と一般書とデザインするときの態度にちがいはあるか?という質問がでました。ナイス・クエスチョンです! というのは活字の本には寄藤カラーが濃厚ですが、写真集はそうではなく奥付を見てわかることが多いのを、私も不思議に思っていたのです。

一般書ではじわじわと攻めていくが、写真集では電圧を上げて一気に造り上げるとのこと。つまり、部数の多い本の場合は依頼者のイメージする寄藤カラーをどう演出するかを考慮しますが(うまくいけば次の仕事がつながります)、ひるがえって、写真集では寄藤カラーではなく、内容をいかに形にするかに重きがおかれます。そこに焦点を合わせて集中してモノとして仕上げるのがとてもスリリングとのこと。ナルホド!と納得したのでした。
IMG_3572_convert_20140604142235.jpg寄藤さんとトークする楽しさは、その場で一緒に考え、言葉を積み上げていくことです。延々と話ができそうな気がしました。(2014.6.4)