『新潮』11月号に『爪と目』論が載りました!

新潮1冊の本についてこれほど長く書いたのは久しぶりです、というか初めてかもしれません。藤野可織さんの芥川賞受賞作『爪と目』について、いま発売中の『新潮』11月号に20枚書きました。この20枚が400字詰原稿用紙のことだという認識も昨今では薄れてきているはずなのに、ついこの単位で言ってしまうのがおかしいです。タイトルは「主人公は視線である」。人称と視点の問題を絡めながら、この小説と写真の親和性について論じました。人称と写真(視点)の関係については以前から考えていたものらしく、書き出したら一気だったのに自分でも驚きました。その前のページには藤野さんの対談が載ってますが、そのお相手が西村賢太さん!なのが新鮮です。(2013.10.11)