チェコとチャペックと日本と。

 1月23日には、本年最初のカフェ・カタリココが「だあしゑんか」で開かれました。
 昨年、チャペックやサイフェルトの作品を日本語で朗読したのですが、そのときにいつかチェコ語で聴いてみたいという話になりました。チェコからの留学生でも紹介していただこうと、チェコセンターに連絡したところ、なんと所長さんのペトル・ホリーさん自らが出演していただけることに!
 所長さんと言っても1972年生まれの若手で頭はモヒカン刈りという粋人。きさくで親しみやすいお人柄にすぐに会場の空気はなごみ、笑いつつ2時間が過ぎました。 
 取り上げたのはチャペックの『ダーシェニカ』」とサイフェルトの詩集『マミンカ』。まずわたしが日本語で朗読し、つぎにホリーさんにチェコ語で読んでいただきましたが、彼の朗読がはじまったとたんに、もうそこは日本ではなくなりました!!
言葉の力とはすごいものです。
 チェコでは中高校でチャペックが必読書だそうですが、ホリーさんはいやでしょうがなかったとのこと。理由は「文章が理屈っぽくて難解だから」。かたやサイフェルトは大好きで、文章の美しさに陶酔したとそうです。今度はホリーさんにサイフェルトの詩をセレクトして朗読してもらう機会を作りましょうと盛り上がりました。
 ところで、海外でいちばんチャペックが読まれている国はどこだと思います?
なんと日本。 どうしてかわかりません。チェコとチャペックと日本。三題噺ができそうです。