いよいよ写真集刊行、それで佐々木中さんと。

NY1980JKTimageRGB275.jpg 30年前のニューヨークのモノクロ写真30余点と、写真とのかかわりを回想したエッセイが収録された『NY1980』(赤々舎)がまもなく刊行されます。
80年代ニューヨークは、わたしにとってはいまだ地続きな感じがしますが、どうやら世間にとってはそうではないらしいということが、当時のニューヨークのことをぽろっと口にしたときの周囲の反応で実感できます。みんなの顔に驚きが走るんですね。たしかに、今回写真を見直していて、我ながらびっくりしました。すごく汚い。荒れている。犯罪の温床のような感じ。でもそこに惹かれたんです。街のもっている生命感や、自分の身を守りつつそこを歩く快感に!
来る10月9日に、7月に下北沢にオープンした話題のブックカフェB&B佐々木中さんと、とト−クをいたします。題して「NYがまだ20世紀だったころ」。
佐々木さんは、『夜戦と永遠』でデビュー、『切りとれ、あの祈る手を』で多くの読者の心をゆさぶった気鋭の哲学者ですが、同時に小説も書かれ、また最近では写真も撮るなど、ジャンルを超えた活躍ぶりが、私にとっては思わず握手したくなるようなうれしい作家です。行動する人であり、語る人であり、ストリートを感じさせる佐々木さんと、ピップポップカルチャーが生まれたあのころのニューヨークについて、街の表現やエネルギーについてトークできるのが、いまから楽しみでなりません!予約はB&Bへ。*当時は写真集を先行販売いたします。(2012.10.1)