「ポトラック vol.8」とチャリティー・ブックショップからの義援金報告!

IMG_本「ポトラック」では毎回、出演者から本を持ち寄っていただき、その売り上げを義援金にまわしていましたが、今回は東北関係の本を出版社からご提供いただきました。東北本ならなんでもOKというわけではなく、私が読んでいいと思った本のみを集めた「セレクト・チョップ」でしたが、完売いたしました!
以下がお寄せいただいた本です。

1.『鉄は魔法使い』畠山重篤著 
この本は小学館から出てますが、本を作ったフリーの編集者が個人的にご提供くださいました!
2.『春の先の春へ』古川日出男著(左右社)
「ポトラック」の出演者である古川さんが賢治の詩を朗読したCDブックです
3.『こども東北学』山内明美著(イースト・プレス)
今年1月の「書評空間」で取りあげました。深く心に残った本でした。
4.『チェルノブイリ』F. サンチェス/ N.ブストフ/管啓次郎訳(朝日出版社)
「ポトラック」の出演者である管さんの翻訳。緻密な絵、ストーリー構成もすばらしい。
5.『北上川』橋本照嵩著(春風社)
北上川流域に暮らす人々のエネルギーがわしづかみになっている写真集。『ことばのポトラック』の版元である春風社との出会いがなければこの本を知らずに終わったかも知れません。感謝。
6.『父のふるさとー秋田往来』三浦衛著(春風社)
春風社社主の三浦衛氏の自伝的エッセイ。彼は秋田出身。「ポトラック」に敏感に反応して下さったのもその事があったのでしょうか。活版・函入の魅力的な造本。
7.『考える人』東北特集&紀行文学特集(新潮社)
タイムリーに出た「東北特集」です。私はこの号に「東北と写真」について書きました。「紀行文学特集」は「外国人の見た日本」について書いた私の原稿が掲載さているので編集部の方が気を利かせてご持参下さいました。
のみならず、このショップでは新潮社の四角さんと黒田さんが黄色いパンダ・エプロンをかけて販売員をしてくれたのです!それぞれの本のポイントをささっと書いて添えてくださるなど、すばらしい気配り。いつもは本を作っている側だけど売るのを体験したのがおもしろかったという彼女たちの言葉に、「なるほど!」。お金を直接受け取って売り物を手渡すのはとても楽しいものです。だから市場はいつの時代にもすたれない。
本の売上金額は47.700円でした。「ことばのポトラック」の入場料から経費を引いた義援金額は15.544円です。関西から参加くださった出演者おふたりに交通費をお払いしたので、今回はいつもより金額は低くなりましたが、その分、地理感がでてよかったと思います。
また(株)クレヴィスからは現在恵比寿の写真美術館で開催中の「ロベール・ドアノー」展のチケットをご協賛いただいき、本をお買い上げの方に差し上げたことも書き添えておきます。ご協力いただいたみなさま、ありがとうございました。(2012.4.13)