「ことばのポトラック vol.4]

女詩会

今日の女詩会はとても感動的でした。5月から二度打ち合わせをし、今日は11時に集合してステージ上で進行をチェック。そうやってともに時間を過ごすことで確実に築かれていったものがありました。大震災以降、東京の人はなによりまず顔を合わせ時間を費やして人間復興をすべきなのではないかと感じてきましたが、その手応えがあったのです。 
1部は書き下ろしの自作詩の朗読、2部は自薦詩(ほかの詩人の詩)の朗読。2部にはなぜこの詩を読みたいかを出演者同士がリレー式にインタビューするコーナーもありましたが、司会は立てずに順番がきたら自ら出て行くという構成です。
その順番について、おもしろいことが起きました。直前までわからないほうがスリルがあっておもしろいというので、1部では幕開けにステージ上で朗読順を決めるくじ引きをおこないました。しかし2部はインタビューする相手がわかっていたほうがいいということで、あらかじめ順番を決めました。ところが終わって振り返ってみたら、1部のくじ引きの結果が、前もって決めていた2部の順番とおなじだったのです。観客のなかには、1部の順番を2部でも引きついだと思っていらした方もいたようです。実際のところはまったくの偶然でした。しかもそうやって作られた順番が、頭をひねって考えてもこうはいかないだろうと思うような自然な流れを生み出したのです。人が集まりつながることで意図したものを超えていく、その醍醐味が感じられました(2011.9.25 )