第3回「ことばのポトラック」

「ことばという橋をわたって」

 今回ことばを持ち寄るのは、作家、翻訳家、語学教師、アナウンサー、音楽家といった仕事をしながら日本語と外国語のあいだを日々行き来している人たち、12名。日本語の外部からの視点、遠い場所からの反響を織り込みながら、改めて「東北」という土地と人々を思い、人々のあいだに橋を架けることばの可能性を探ってみたいと思います。(企画=管啓次郎+くぼたのぞみ+南映子) 

2011年7月3日(日) 終了しました
11時半開場、13時開演
3000円(ランチ付き)完全予約制
予約:サラヴァ東京

出演者プロフィール(50音順)
 
温又柔(おん・ゆうじゅう、小説家)
1980年台湾生まれ。3歳のとき両親と日本に移住。中国語・台湾語・日本語が飛び交う家で育つ。「好去好来歌」ですばる文学賞佳作受賞。2011年『来福の家』を上梓。
 
清岡智比古(きよおか・ともひこ、フランス文学者)
詩を通しての「東京」を扱った『東京詩』を刊行後、映画を通しての「移民たちのパリ」を研究中。明治大学准教授。NHK「テレビでフランス語」講師。
 
くぼたのぞみ(翻訳家・詩人)
アディーチェ『半分のぼった黄色い太陽』、クッツェー『鉄の時代』などアフリカ発/系の作品を翻訳しながら、北海道に生まれたことを問う詩を書く。クッツェーの自伝的三部作も翻訳予定。
 
ヴァルデマル・サンチアゴ(Waldemar Santiago、ラジオアナウンサー・ポルトガル語講師)
リオ・デ・ジャネイロ育ち。モスクワ、ストックホルム、パリに暮らし、1971年に東京へ移り住む。NHK国際ラジオ、Inter FMのパーソナリティ。
 
レナ・ジュンタ(Lena Giunta、フランス語講師)
早稲田大学、明治大学、慶応義塾大学他非常勤講師。2010年NHKラジオ「まいにちフランス語」講師(4月~9月)。著書『ハートにビビッとフランス語』(共著)。
 
管啓次郎(すが・けいじろう、比較文学者・詩人)
地水火風というエレメンツの力から詩を考えている。明治大学教授。最近の著書に『斜線の旅』(読売文学賞)、小池桂一との共著『野生哲学 アメリカ・インディアンに学ぶ』などがある。
 
関口裕昭(せきぐち・ひろあき、ドイツ文学者)
近現代ドイツ抒情詩、ドイツ・ユダヤ文学専攻。パウル・ツェラン研究で知られる。著書に『パウル・ツェランへの旅』『評伝パウル・ツェラン』など。明治大学准教授。
 
デビット・ゾペティ(David Zoppetti、小説家)
1962年スイス生まれ。独学で日本語を学ぶ。同志社大学卒。『いちげんさん』ですばる文学賞、『旅日記』で日本エッセイスト・クラブ賞を受賞。他に『アレグリア』、『命の風』などがある。
 
高橋ブランカ(Branka Takahashi、作家・翻訳家・写真家)
1970年、セルビア生まれ。ベオグラード大学日本語学科卒。短編小説、翻訳は主にセルビアとロシアで発表され、現在日本語で執筆中。
 
旦 敬介(だん・けいすけ、作家・翻訳家)
アフロ・ラテンアメリカ文学を構想中。ブラジル北東部、アフリカ音楽好き。最近の著訳書に『ライティング・マシーン ウィリアム・S・バロウズ』、ガルシア=マルケス『生きて、語り伝える』など。
 
港大尋(みなと・おおひろ、作曲家・ビアニスト・ギタリスト)
バンド「ソシエテ・コントル・レタ」を率い、詩人やダンサーとのコラボレーションなど、幅広く活動。ジャンルはクラシック、ブラック、琉球、ブラジル、アフリカなどにまたがる。
 
南映子(みなみ・えいこ、メキシコ文学・スペイン語翻訳)
14歳でスペイン語に魅せられる。東京・グルノーブル・メキシコシティでスペイン語・フランス語・文学を中心に学び、文章を書き始める。現在スペイン語講師。