第2回「ことばのポトラック」は6月26日、かのうよしこのソロコンサート「にほんのうた」です。

 第1回「ことばのポトラック」から3か月がたちました。その後、社会にいろいろな変化があったためでしょうか、だいぶ前のことのように感じられます。
 第2回は6月26日。第1回のときに武満徹の歌曲を歌って会場を圧倒したかのうよしこさんに、山田耕筰から現代歌曲までを歌ってもらう「歌のポトラック」です
 私は日本歌曲は好きなのですが、クラシックの人が歌うとビブラートのきかせすぎで言葉が聞こえなかったり、響きだけを考えて曲想が単純すぎたり、もう少しなんとかならないの?と突っ込みたくなることが多いんです。かのうさんはそうした盲点に意識的。それは彼女がアルトの歌手であることと無関係でないように思います。歌を学ぶ大多数の人がソプラノでオペラ指向ですが、アルトは少数派であるゆえに、独自の音楽観が必要になってくるのです。
 さて、今回のコンサートは「ことばのポトラック」ですから、ことばを重視します。それぞれの歌詞から物語を想像し、それをいかに歌にのせて伝えるかを考えてみたいと思います。そのひとつの試みとして、1オクターブ下げて歌うことをやってみます。たとえば、「からたちの花」というと、みなさん高いソプラノのトーンをイメージすると思いますが、それを音程をさげて歌ったらどうなるか。言葉が粒立って情景がよりはっきり浮かび、まるで自分に語りかけられているように感じるのです!
 サラヴァ東京にはステージがありますが、今回はそこから下りてみなさんのいるフロアで至近距離で歌ってもらいます。前回同様にランチ付きですので、早めにいらしてランチを楽しんだあとに、ゆったりした気分で深い声に浸ってください。マイクをとおさない肉声に萎縮していた心がやわらかくほぐされることでしょう!(2011.6.1)

3月26日(日) 終了しました
11時半開場、13時開演
サラヴァ東京
3000円(ランチ付き)

*ランチの準備があるので完全予約制です。予約はサラヴァ東京へ。
水牛のwebサイトにこのコンサートのことを書きました。