10月の書評空間では以下の2冊をとりあげました。

■『一〇〇年前の女の子』船曳由美(講談社)
少女の眼から見た100年前の上州における農村の暮らしが、道具類の描写のひとつひとつから浮かび上がる。こうした暮らしがたった100年前のことなのだという驚き!
■『SWISS』長島有里枝(赤々舎)
子連れでスイスに滞在した日々が写真と文章で綴られる。デビュー以来、他者との関係性をカメラを通して問いつづけてきた長島有里枝のひとつの到達点だ。寄藤文平の装丁も瞠目もの。→書評空間