クールなホンマさんとの緊張感あふれるカタリココ

honma0617_2_convert_20100618110632.jpg昨夜のカタリココは、写真家のホンマタカシさんをお迎えして神保町ボヘミアンズ・ギルドの2階で。背後にあるのは版画・書簡・色紙などの高級美術品。ふだんはなかなか2階に上がる勇気はありませんよね。ホンマさんはいつものように無愛想(失礼!)な表情でクールに登場。「ぼくはそうとは言ってません」「それは大竹さんの考えですよ」というようなずばっとした物言いに会場は息を詰めて聞いている感じでした。ライトパブリシティーの入社試験を受けようと大学の仲間と冗談で言って書類を出したら、ホントに出したのは彼だけで、受かってしまって大学を辞めたこと。写真にうんちくを傾ける学生の雰囲気にはなじめなかったけど、大森克己さんとはウマがあって彼の持っている写真集でひととおりの勉強したことなど若い頃の話題から、写真のスタイル、無意識を表出させる日本の写真の傾向、スナップショットとはなにか、エグルストン展のことなどに話題が発展しました。終わって観客の方々からいただいた感想は「緊張感があってよかった!」。みんなで共感しあう楽しさもいいですが、ときにはつばぜり合いになったり、火花がちったりと、個と個のぶつかりあう現場を見せるのもライブならではのスリルです。終わると「じゃ、これで」と、夜の巷にさっと消えていったのもホンマさんらしい姿でした。(2010.6.18)