2010 年のカタリココ

2010年も5つの町の5つの古書店で6月から11月までおこないました。11月には新たな企画として<カタラレココ>がスタート。立場が逆転して大竹昭子が聞かれ役になるというこれは、昨年のゲストの堀江敏幸さんの発案で、彼が聞き手をつとめてくださいました。

6月17日(木)19時開演(30分前に開場)
5月22日(土)12時予約開始
ゲスト:ホンマタカシ
会場:ボヘミアンズ・ギルド

「ホンマさんの写真にある東京ってなんかなつかしいです。同じ頃に、東京に生まれ育った街の色を感じます。
東京の空って真っ青じゃないし、東京の人って意外に素朴だし。そんなホンマさんの東京イメージってどんななんでしょう」(N)

ほんま・たかし=1962年東京生まれ。日本大学芸術学部写真学科在学中に、広告制作会社ライトパブリシティに入社。91年から92年にかけてロンドンに滞在し、ファッション・カルチャー誌『id』で活動する。帰国後は、雑誌、広告など幅広いジャンルで活躍中。1998年『TOKYO SUBURBIA 東京郊外』(光琳社出版)で木村伊兵衛賞を受賞。2004年には写真家・中平卓馬を追った映画『きわめてよいふうけい』を撮影。

ボヘミアンズ・ギルド
営業時間11:00-19:30/年中無休
101-0051 東京都千代田区神田神保町1-1木下ビル1・2F
Tel: 03-3294-3300 Fax: 03-3294-3330


7月3日(土)19時30分開演(30分前に開場)
6月5日(土)11時予約開始
ゲスト:前田司郎
会場: 百年

「日常の、なんでもない風景を切取り、小さな感情の揺れを丁寧に描き取ることで、そこに生きてるものたちからの呼び声が聞こえてくる。生きてるものはいないのか?-その問いは不思議と胸に残り、あきらかであると思う答えを揺さぶる。」(T)

まえだしろう=1977年東京都・五反田生まれ。和光大学在学中に劇団「五反田団」を旗揚げ。脚本・演出を務める。2008年に戯曲「生きてるものはいないのか」で岸田國士戯曲賞受賞。また、2005年には『愛でもない青春でもない旅立たない』で小説家としてもデビュー。2007年『グレート生活アドベンチャー』は芥川賞候補、2009年『夏の水の半漁人』では三島賞を受賞する。コンスタントに作品の発表を続け、いずれも高い評価を得る。近刊に『逆に14歳』がある。五反田団

OLD / NEW SELECT BOOKSHOP百年
営業時間12:00-23:00(月~金)/11:00-23:00(土)/11:00-22:00(日)/火曜定休
180-0004 東京都武蔵野市吉祥寺本町2-2-10 村田ビル2F
Tel: 0422-27-6885


9月11日(土)19時開演(10分前より受付)7月13日(火)12時予約開始
ゲスト:平松洋子
会場:ブックギャラリーポポタム

「何買った何食べたで終わらない、色気ある食と生活の話。数字のないレシピも、塩梅を表すていねいな言葉で実用になる。地に足着いた日々のいとなみに思索と空想が加えられた、味わい深い時間が流れそうです」(EO)

ひらまつ・ようこ=1958年、岡山・倉敷市出身。フードジャーナリスト、エッセイスト。『焼き餃子と名画座 わたしの東京味歩き』(アスペクト)、『贈りもの歳時記』(主婦と生活社)、『一生ものの台所道具』(新潮社とんぼの本)など著書多数。2006年『買えない味』(筑摩書房)でドゥマゴ文学賞受賞。

◎同時開催:嶽まいこ個展(http://dakemaiko.com/)平松さんの著書からイメージした架空のメニューを作品にし展示販売します。
9月8日(水)~18日(土)12~19時、最終日は17時まで/日・月休廊/入場無料

ブックギャラリーポポタム
171-0021 東京都豊島区西池袋2-15-17
営業時間:12:00~19:00/月曜定休・日曜不定休(展示による)
Tel: 03-5952-0114


10月2日(土)19時開演(30分前に開場)
9月5日(日)12時予約開始
ゲスト:関川夏央
会場:古書ほうろう

「借金まみれの石川啄木、日活全盛期の吉永小百合、中年私立探偵の青春と人生、山口文憲との独身談義。多岐に渡るどの仕事からも、同じように浮かぶ関川さんの顔。そんな関川さんの文章の魅力に大竹さんがどのように迫るのか。楽しみです」(M)

せきかわ・なつお=1949年、新潟県長岡市生まれ。作家。2001年、明治以来の日本人の思想と行動原理を掘り下げた業績により司馬遼太郎賞受賞。代表作に『ソウルの練習問題』(情報センタ-出版局)、『「坊っちゃん」の時代』(双葉社)シリーズ(谷口ジローとの共作)。近著に『家族の昭和』(新潮社)、『寝台急行「昭和」行』(日本放送出版協会)がある。汽車好き。

古書ほうろう
113-0022 東京都文京区千駄木3-25-5
営業時間:11:00~23:00(月~土)/11:00~20:00(日・祝)/水曜定休
Tel/Fax: 03-3824-3388


11月6日(土)19時開演(30分前に開場) 10月6日(水)13時予約開始
聞き手:堀江敏幸
会場:森岡書店

「これまでカタリココの場で20数名もの作家の聞き手をつとめてきた大竹昭子さん。今回は立場が一変し、作家の堀江敏幸さんが大竹さんをインタビューします。題してカタラレココ。多数の著書を著しながら、いまだ語られることのなかった大竹昭子の執筆作法とは?」(OM)

ほりえ・としゆき=1964年岐阜県生まれ。作家・仏文学者。数々の文学賞を受賞、現代日本のもっとも優れた書き手のひとりとして高い信頼を集めている。『熊の敷石』(講談社)、『雪沼とその周辺』(新潮社)、『正弦曲線』(中央公論新社)など著書多数。昨年のカタリココにゲストとして出演し、写真展を開催。今回の企画はその逆ヴァージョンとして彼が発案したものである。

◎同時開催:大竹昭子写真展「NY1980」(ニューヨーク時代に撮ったモノクロ写真を展示)
11月1日(月)~13日(土)13~20時/日休/入場無料

初日の11月1日19時より大竹昭子のトークショーがあります。ストリートアートが花開き、ヒップポップ・カルチャーが誕生した30年前のニューヨーク。そこで写真をはじめたのはどうしてか、そんなことを考えつつ語ってみたいと思います。
料金:500円
要予約(定員25名)

森岡書店
103-0025 東京都中央区日本橋茅場町2-17-13 第2井上ビル305
営業時間:13:00-20:00/日曜定休
Tel: 03-3249-3456


■案内役・大竹昭子
おおたけ・あきこ=ドキュメント、小説、エッセイ、写真評論など、ジャンルを横断して執筆。2007年よりトークと朗読の会〈カタリココ〉を開催している。著書に『この写真がすごい2008』(朝日出版社)、『きみのいる生活』(文藝春秋)、『眼の狩人』(新潮社)、『随時見学可』(みすず書房)他多数。最新刊は長編小説『ソキョートーキョー[鼠京東京]』(ポプラ社)。

◎各回とも入場料1500円。
予約は各店までメール・電話・店頭にてお申し込みください。
また各会場にて次回のカタリココの先行予約をいたします。