大竹昭子のカタリココ

朗読イベント〈カタリココ〉&トークイベントのお知らせと「日々雑記」

おしらせ&雑記

2014年1月の書評空間は、片岡義男の『私は写真機』です!

0000.jpg今月の書評空間は、先日のB&Bでのトークの熱もまだ冷めやらない、片岡義男さんの新刊写真集『私は写真機』をとりあげました。題して「ホラーは曇りの日に起きる」。
片岡さんの写真は、ホラーと無縁そうですが、よくみるとそこに奇妙な謎が……。→書評空間(2014.1.31)


圧倒される「森山大道 終わらない旅 北/南」展。

omote s(33)那覇の沖縄県立美術館で「森山大道 終わらない旅 北/南」展が開幕しました。国内のこれまでの展覧会では最大規模で、展示作品900点以上というボリュームもさることながら、デビュー作の「無言劇」から現在までを、回顧展形式ではなく構成しているところが見事で、現時点の自分の写真への考えを余すところなく展開したい、という森山さんの情熱を感じました。
 著作のなかで彼は繰りかえし、情緒的な部分をたちきりたかった、それだけが切実な願いだったと書いていますが、写真展を見ていると、情緒的な写真とは何だろう、という素朴な疑問がわきます。見る者の情緒をかき立てる、ということでいえばストリートスナップはどれもそうです。スナップするという行為のベースが、理念ではなく情緒や感覚に依拠しているのですからそうなりますが、「情緒的」であることがネガティブではなく、人間の感情の一部として受容されているスケールの大きさが感じられました。
 これまで発表されてこなかった写真もたくさんピックアップされています。「アクター シミズイサム」のシリーズにも魅力的なものがありましたし、1974年に撮られた沖縄の写真には、今回はじめて展示されるものがかなり混じっています。セレクトによって、またその構成の仕方によって写真がいかに変化し、写真家の「いま」を伝えるか! 驚くべきことです。
 沖縄在住の方はもちろんのこと、県外の方でも見にくる価値がある展覧会です。冬場の格安チケットを利用してぜひどうぞ。1月25日のシンポジウムでは、私はレクチャーとパネルディスカッションを担当いたします。(2013.1.23)

本年、最初のトークは片岡義男さんと!

最近、片岡義男さんの世界に急接近している私としては、直接言葉を交わせるまたとない機会であり、とてもたのしみです。彼の新作写真集『私は写真機』を前に、写真と言葉、写真と現実、写真と虚構、写真と私……と連想ゲームのごとく話題が展開するでしょう!
しきりは片岡さんの前作『この夢の出来ばえ』をデザインし、『東京フールズゴールド』で小説家デビューを果たした川崎大助さんです。1月26日夜。会場は下北沢のB&Bです。

今月の「迷走写真館」はこの写真です!

田中雄一郎

あけましておめでとうございます。
2013年2月にスタートした「迷走写真館」は、早くも一年が過ぎて12回目を迎えます。今月の一点は、スキーのダンヒルのように視線が前方に滑っていく、新年の幕開けにふさわしいこの写真です!
ときの忘れもの