大竹昭子のカタリココ

朗読イベント〈カタリココ〉&トークイベントのお知らせと「日々雑記」

おしらせ&雑記

福岡で初の写真展&トークショーをいたします!

ootakesan-dm1-2_convert_20130330223935.jpgootakesan-dm2_convert_20130330224141.jpg福岡のブックスキューブリック箱崎店にて、「ニューヨーク1980」シリーズを展示します。危険がいっぱいで、その分、魅力的だった30年前のニューヨーク。まだ書くことをはじめる前の手探り状態の自分が暮らしたニューヨーク。無名だったキース・ヘリングが、地下鉄の広告板にあのハイハイする赤ん坊の絵を描いていたニューヨーク。
30年ぶりにコンタクトシートを見直し、モノクロプリントをつくりながら、影の濃さ、構造物のラインの強さ、鉄の質感に、記憶がまざまざと目覚めるのを感じました。孤独であるゆえに世界とひとつになれ、イーストビレッジのエネルギーを受けてそれが写真と言葉に昇華していったのです。
13日のトークショーでは、そうした時間の堆積を、スライド上映しながらお話します。九州本面のみなさん、お目にかかるのを楽しみにしています!(2013.4.1)

2013年<カタリココ>のチラシ、できました!

katarikoko2013omote-5.jpgご覧のとおり、すばらしい出来映えです。デザインは毎年お願いしている五十嵐哲夫さん。強さ、明快さ、簡潔さに、彼の新境地を感じました。ぜひ、カタリココの会場の古書店で、ピックアップしてください。
開催期間が12月までと長く、しかもどの回もすぐに満席になりそうですので、なくさないよう冷蔵庫にマグネットで止めるなどして、日程を絶えずリマインドすることをお勧めします!(2013.3.29)

「ポトラック vol.9」の会計報告をいたします。

登壇者一枚_convert_201303210820122013年3月16日におこなわれた「ポトラック vol.9の会計報告をいたします。入場料から最低限の必要経費を引いた寄付金額は40.079円。
また、今回も「本のポトラック」をおこないました。これは出演者の著作を著者や版元からご提供いただき、割引価格で販売するものです。販売については、前回と同様に新潮社の四角さんと黒田さんがお手伝いくださり、彼女たちの行き届いた準備と販売力のお陰で、完売いたしました! ありがとうございました。
この売り上げがぴったり60.000円で、寄付金の合計金額は100.079円です。とりあえずこの金額をプールし、寄付先を検討していきたいと思います。
また本をご提供いただいた以下の出版社にも感謝申し上げます。
河出書房新社、ポプラ社、角川書店、集英社インターナショナル、原書房、双葉社、「グラフィケーション」編集部

初回の出演者が寄せてくださったメッセージです。

第1回の「ことばのポトラック」に出演してくださった方々は、その後1年間、企画者としても力を貸してくださるなど、「ポトラック」の精神的なバックボーンになってくださいました。3月16日の「ポトラック」で読み上げたみなさんのメッセージをここに記録しておきます。ときどき振り返っては、励ましを得ることでしょう!            *   *   *

                     
震災後、不安のつのる毎日を送っている中、小さな蝋燭の灯をたよりにするように、言葉をよせあいながら、最初のポトラックに参加しました。今生きていることの奇跡を実感しながらの、生きている人の声が沁みました。あれから2年経ち、言葉の蝋燭の灯はたくましく燃え続け、言葉を声にして心につなぎとめる場が続いていることを、とてもうれしく、誇りに思います。よき集まりになりますように!-------東直子       

2011年3月11日のあと、しばらく頭の中がぐるぐるした状態がつづきました。言葉とイメージが渦巻いている、でも同時に、何をいってもどうにも言葉が嘘くさく思える。けれども、とさらに思ったのは、「語ることをやめることをしない」「書くことをやめることをしない」のが大切なのではないかということでした。言葉は人の気分を変えるという大切な役割をもっています。雲のきれめから太陽がさし、雨が降り始め、風が起こり、虹が姿を見せる。そんな気象の変化とまったくおなじ効果を、言葉は言葉だけでもたらすことができるのです。人々が傷つけられたときにこそ、言葉はその緑を濃くし、風にゆれ、きらめく。鳥を呼び、虫を呼び、すべての場所がつねにざわざわと生命にみちていることを思い出させてくれる。ぼくたちが持ち寄ろうとしたのは、ひとりひとりがもつごく小さな生命の熱であり、めざしたのは、その熱がレンズを使ったように集まってふたたび太陽のほうに顔をむけるという、一種のカジュアルな奇跡でした。2年前、われわれはそれを必要としていた。そしていまも明日も、それを必要としています。ポトラックを続けましょう。--------管啓次郎


ことばが壊れ、ことばが見失われ、ことばがわたしたちを見捨てたとき、もう一度、ことばを見つける。それが「ことばのポトラック」。 ここでことばが沸騰することを願っています。-----------佐々木幹郎
 

本日伺えなくてすみません。東日本大震災から二年が過ぎました。きょうサラヴァ東京に集まっておられるのは復興が遅れている事や事態が好転しない事に心を痛めまた被災した方々に心を寄せている方たちだと思います。舞台におられる方も客席におられる方も思いは同じでしょう。「ことばのポトラック」は祈りの場です。被災した方々を救う事はできないけれど祈り続ける事はできます。私も皆様と心をあわせて祈ります。明日は今日より少しでもいい日になりますように。----------平田俊子


何かが終わるかもしれないとの恐怖の思いが満ちている時期に、何かを始めようとしたこと。誕生させようとした意思。その重要さは、いつまでもいつまでも失われることはないと思います。「ポトラックは発進したのだ」という事実の重みは、けっして軽さ(のようなもの)には変えられることはないのだと思います。------------古川日出男

「ことばのポトラックvol.1」は「ことばの力」と「ことばの無力」について突きつけられた問いへの、切羽詰まった、ある応答の形ではなかったか。そのとき多くの人がことばのもつ「声」にあらためて気づき、「声の力」を深く確認したように思う。あれから2年。この時間の意味を考えるために、自分の立っている現在地を探るために、「ことばのポトラックvol.9」をのぞいてみる。-----------くぼたのぞみ


二年前から、ひとの声に耳をすまし、息は詰めず、ことばを手がかりに想像する経験あるいは練習を重ねてきました。この先も、また続けます。------------南映子


白梅やその日をわすれてはならぬ-----------間村俊一


初回から今回まで、何が変わって、何が変わらないままなのか。それは参加者個々の胸の問うべきことでしょう。しかし、解答ではなく「問いに応えるために必要なもの」について考え、声を出しうる場所で声を出そうとする努力は、地道に重ねていきたいと思っています。そのための場として、これからも「ことばのポトラック」はつづいていくはずです。
--------堀江敏幸

「ポトラック vol.9」が無事終了しました!

ポトãƒãƒƒã‚¯_convert_20130317162356はじまる前は、いったい何がおこなわれるのか得体の知れないイベントだ、との声も聞こえてきた第9回「ことばのポトラック」。はじまってみると実にさまざまな言葉が響きあい、重なりあい、「ポトラック」らしいイベントになりました!

トップバッターの小林エリカさんは、放射能の元となったラジウムを発見したマリー・キューリー夫人の足跡をパリにたどったエッセイを朗読、ご自身で描いた絵を映像にして上映しました。絵とことばをつかって自分なりにアプローチしていく彼女の方法がよく伝わってきました。ビートニクスの詩人チャールズ・ブコースキーのことを書いた文章を朗読した江口研一さんが、サンフランシスコの路上で定期的におこなわれているポエトリーリーディングの映像も持ちよってくださったのも、抜群のアイデアでしたね。朗読の内容とマッチしてましたし、開場と同時にこれを上映したので、場の雰囲気がいやがおうにも盛り上がりました!

つづく大野更紗さんのポトラックもユニークでした!ご自身の出身県である福島の郡山のおばあさんたちから聞き取った声をアイフォンにいれ、それをそのままマイクに近づけて流してくれたのです。グルーヴ感のある音楽のような声の力に感動。こういう言葉の持ち寄り方もあるのか、と目の覚める思いがしました。藤谷治さんのパフォーマンスもおもしろかったですよ! チェロを弾くおじさんとその甥の物語を朗読、あいだにチェロの演奏がはいります。演奏もまた小説の一部となり、朗読劇のようなしみじみとした味わいがありました。

このあと10分の休憩。初回の出演者から届いたメッセージをわたしが読み上げたのですが、がやがやしてだれも耳を貸してくれません。見かねた佐々木中さんが「じゃ、男性のはぼくが読もう」と登場、だんだんとざわめきが静まり、最後はシーンとなりました! 大感謝。

後半は桜井鈴茂さんでスタート。ぐるぐるまわる想念を詩につづり、ターンテーブルでレコードをかけながら朗読、ことばの逡巡をレコードの動きに重ね、でもそこから脱しようとする意志も見せてくれた暗喩にみちたパフォーマンスでした!つぎは佐々木中さん。パウル・ツェランとブレヒトの引用文で構成したテキストを朗読、司会役だったわたしは内容を理解できるアタマの状態ではなかったのですが、ラッパーのような声の律動と動きにノッてしまいました。つづいて、読んでも意味が通じにくいかもとおっしゃりながら、新刊『夜を吸って夜よりも昏い』も朗読、会場を情熱で満たしてくれました。

「ことばのポトラック」では司会者とて司会の立場だけに甘んじていることはできません。今回の企画者の仲俣暁生さんと私の朗読がこれにつづきました。仲俣さんは20代に離島に教員として赴任していた父の記憶にまつわる文章を朗読、私はタイトルの「春に〜」にちなんで書いた短いエッセイ「ねこやなぎとねずみ」を読み、そのあと、ネイサン・イングランダーの短編集『アンネ・フランクについて語るときに僕たちの語ること』のなかの「読者」の一部を朗読しました。

イベントのおもしろさは、だんだんと場が変化し、互いの放出した熱が響きあい、高まっていくさまが、目に見えるようにわかることですが、昨日はまさにそんな感じでした。無償でご出演くださった出演者に、この場を借りて深く感謝するとともに、足を運んでくださった参加者の方々にもお礼を申し上げます。

先にあげたイングランダーの短編は、長編小説を書いているあいだに存在が忘れられ、朗読会をしても空っぽという老作家と、そこにただひとりやってきた、昔からの愛読者である老人のバトルの物語です。老人は朗読しろ、と迫りながら、作家にこう問いかけます。

「どうして芸術家は微かな希望を糧に生きていく夢想家なんだ? どうして読者は同じじゃないんだ? どうして私のやっていることのほうが弱いんだ? 私は来た」

そう、この日サラヴァ東京に集まった方々は、この老人と同じです。「来た」ことにより、希望を糧に生きていく夢想家の一員になったのです。理念として、情念として、音声としてのことばの力を、場のなかで感じとるという体験が、大きな歓びにつながったのです。人は呼吸する生き物なのですね。集合写真_convert_20130317151414

ところで、来年3月の「ことばのポトラック」の企画をだれにお願いしようと、イベントにあいだずっと考えていたのですが、最後にふと思いついて「佐々木中さん、お願いします!」と言ってしまいました!1年先のことですし、まだなにもわかりませんが、このような夢想のなかから、新しい何かが芽生えてくるのでしょう。進展があったらご報告いたします。

*集合写真:後列右から藤谷治さん、仲俣暁生さん、桜井鈴茂さん、佐々木中さん、前列右から小林エリカさん、江口研一さん、大野更紗さん、そして大竹昭子。撮影・大越元
*『アンネ・フランクについて語るときに僕たちのかたること』は小竹由美子さん訳でまもなく新潮クレストブックで出ます。
*来年3月の前につぎの6月9日、TBS報道局の金平茂紀さんをお迎えして「ことばのポトラック vol.10」をおこないます。報道のことばと個人の声がテーマになるでしょう。詳しくはこのウェヴで告知いたします。(2013.3.17)



仲俣暁生さんが「マガジン航」に寄せた「ポトラック」への思い。

明後日16日に迫った「ことばのポトラック 春に〜」の企画者、仲俣暁生さんがマガジン航に文章を寄せています。「ポトラック」を一年で終わらずにつづけていく意味はどこにあるのかと自らに問い、彼はこう答えています。

「震災の本質はむしろ「遅れ」や「持続」にあり、それは震災と切り離して考えられない、福島第一原発事故がもたらした放射性物質の影響がきわめて長期にわたることが象徴しています。つまり、一方にいまなお持続している事態がある以上、それと向き合うための機会は、おなじだけの息の長さで続けなければ意味がない、力をもちえない、ということだと気づきました。」

そう息の長さが必要なんですね。わたしは瞬発力にはわりと自信があるほうですが、ポトラックはそれだけではいけません。長くつづけていくマラソンランナーのような持久力を試されてます。

満席状態になりそうですので、参加予定の方は予約してお越しください。最初のポトラックの出演者からのメッセージも続々と到着しています。会場にて読み上げます。(2013.3.14)

古い町並みの写真の新しい楽しみ方。『東京人』4月号です。

3ハチ公前水飲み場_convert_20130305073603「おみず! おみず!」と叫ぶ少女の声が聞こえてきそうです。思わず「これ、小さいときのわたし?」と突っ込みたくなるほど。子供ってどうしてあんなに水を触るのが好きなのでしょう!

いま出ている『東京人』4月号で、市井の人々が撮った写真8点を取り上げ、写真をどれだけ言葉にできるかを試みてみました。
古い写真というと、いつどここで撮られたかを説明して、新旧の写真を並べたりするケースが多いですよね。でも、その写真を見て思い出したり、感じたことを自由に言葉にしてみるとおもしろいんです。無名の人が撮ったふつうの写真が生き生きと語り出します。写真の見方は自由でいいのです。正解はないのですから、何を言っても構わないのです。そういう写真とのつきあい方がもっと広まりますように!(2013.3.6)
*写真は昭和30年代の渋谷ハチ公前広場です。少女が立っている石が何なのか気になりますねえ。

フェイスブック「ことばのポトラック」をご覧ください。

3月16日のゲストキュレーター仲俣暁生さんがフェイスブックに出演者の活動内容を随時アップしてくれています。
それぞれファンをおもちの方々ですが、名前だけだと一見ばらばらでどんな内容のイベントになるのか想像つきにくいかもしれません。でも、そこがまさに「ことばのポトラック」の魅力です。こういう場でもなければ会うはずのない人々が出会い、言葉を交わしあう。そのスリリングな現場にぜひ立ち会ってください! きっと勇気と元気でココロを満タンにして家路につくでしょう!(2013.3.4)

2013年のカタリココのプログラムを発表します!

昨年末から今年のプランについてメンバーとともに知恵をしぼって考えてきましたが、「カタリココ」らしいバラエティーに富んだ内容になったと自負しています。大いにご期待ください!

トップバッターは森美術館の「天才でごめんなさい」展においてジャンルを超えた表現方法で圧倒的なパワーを見せてくれた会田誠さん、つづいて7月に登場いただくしりあがり寿さんは、大震災後に『あの日からのまんが』や『みらいのゆくすえ』を出され、自分の場にとどまりながらものを考えようとするその姿勢に、「ことばのポトラック」をおこなっている私としてはとても共感いたしました。

夏休みをはさんで9月には、昨年『火山のふもとで』が大きな話題を呼んだ作家の松家仁之さんにお出でいただきます(実は『新潮』に作品が掲載されたときから出ていただきたいと密かに念じていました)。編集者時代から存知あげていた松家さんとこのようなトークをすることになろうとは、いまから楽しみでなりません。

最後の12月の回は番外編の鼎談です! ここ数年、若い人が古本屋をはじめたり、新刊と中古を取り混ぜたセレクトショップ・スタイルの書店ができたり、本屋の本が出たり雑誌で特集されたりと、本と本のある空間に大きな注目が集まっています。この現象をどのように見たらいいのでしょう。一過性のものではなく本の愛好者を増やしていくにはどうすればいいのでしょう。またエリアごとに客層が異なるので本屋から眺める東京地図というのも描けるかもしれません。
ご登板いただくのは「一箱古本市」の主催者で「東京北半分」を代表する(?)南陀楼綾繁さんと、書店の業界に新しい風を巻き起こした立役者のお一人であり、「東京南半分」を受け持っているかのように見える(!)UTRECHT/NOW IDeA代表の江口宏志さんです。それぞれ本の世界ではつと知られる方々ですが、この顔合わせでトークするのははじめてです。手に汗をにぎる場になるでしょう!

チラシはいま制作中で、今月半ばから配布をはじめます。以下は日時の詳細です。各店主による入魂の内容紹介とゲストプロフィールについては「これからのカタリココ」をご覧ください。

◎6月1日(土)
ゲスト:会田誠
開催時間:開場 18時半 開演時間 19時
予約開始:5月1日(水)12時/定員数 40人
会場:ボヘミアンズ・ギルド 03-3294-3300 natusme@natsume-books.com
 

◎7月5日(金)
ゲスト:しりあがり寿
開催時間:19時15分開場 19時30分開演 ※18時00分より整理券配布
予約開始:6月7日(金)12時/定員40名 
会場:ブックギャラリーポポタム 03-5952-0114
*同時開催:藤枝奈己絵「大日記マンガ展。」(7/5~9)


◎9月12日(木)
ゲスト:松家仁之
開催時間:18時30分開場/19時開演
予約開始:8月12日(月)13時/定員50名
会場:古書ほうろう 03-3824-3388 horo@yanesen.net


◎12月6日(金)
ゲスト:南陀楼綾繁・江口宏志
開催時間:19時会場 19時30分開演
予約開始:11月6日(水)13時/定員40名
予約受付:03-3249-3456(森岡書店)
会場:森岡書店の近所の貸会議室 (受付時に詳細をお知らせいたします)

*料金は全回共通1500円

2013年のカタリココ

◎6月1日(土)
ゲスト:会田誠
開催時間:開場 18時半 開演時間 19時
予約開始:5月1日(水)12時/定員数 40人
会場:ボヘミアンズ・ギルド 03-3294-3300 natusme@natsume-books.com

「会田さんの著書は、ものいいが正直でとても面白く親近感がわいてしまいます。そんな「現代美術作家」を生業とした「天才」会田さん、どんな朗読を披露されるのでしょうか。また、ふだんどんな本をお読みになっているのでしょうか。飄々とした会田さんにするどいツッコミをいれる大竹さん、二人の丁々発止のトークが期待されます。」(SK)

会田誠(あいだ まこと)
1965年生まれ。1991年東京芸術大学院美術研究科修了。日本を代表する現代美術家のひとり。美少女、エログロ、戦争、おたくカルチャーなどをモチーフとした、シニカルでセンセーショナルな表現でしられる。代表作に『巨大フジ隊員VSキングギドラ』(1993年)『あぜ道』『切腹女子高生』『美しい旗(戦争画RETURNS)』などがある。ミヅマアートギャラリーでの個展を中心に国内外で活動。2012年森美術館で個展『会田誠 天才でごめんなさい』を開催する。平面作品に限らず、映像作品の監督・出演、またフィギュア制作など、幅広い活動をしている。

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◎7月5日(金)
ゲスト:しりあがり寿
開催時間:19時15分開場 19時30分開演 ※18時00分より整理券配布
予約開始:6月7日(金)12時/定員40名 
会場:ブックギャラリーポポタム 03-5952-0114
*同時開催:藤枝奈己絵「大日記マンガ展。」(7/5~9)

「東日本大震災・原発事故後まもなく、大竹昭子さんは詩人や作家に声をかけて「ことば」を持ち寄ったチャリティーライブ「ことばのポトラック」を開催しました。ゲストのしりあがり寿さんは震災をテーマにした『あの日からのマンガ』(エンターブレイン)を出版。エッセイ集『みらいのゆくすえ』(春風社)では、ゆるくも核心をつく鋭さで「ポスト3.11の希望のかたち」を描いています。未来は重苦しいかもしれないけれど、楽しいかもしれない。言葉、絵、ストーリーの力に希望をみる私は、お二人のトークをぜひ聞いてみたいと思いました。」(EO)

しりあがり寿(しりあがりことぶき)
1958年静岡市生まれ。多摩美術大学グラフィックデザイン専攻卒業後キリンビール株式会社に入社し、パッケージデザイン、広告宣伝等を担当。1985年『エレキな春』で漫画家デビュー。近著に『ゲロゲロプースカ』(エンターブレイン)、絵本『ねつでやすんでいるキミへ』(岩崎書店)等。


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◎9月12日(木)
ゲスト名;松家仁之
開催時間:18時30分開場/19時開演
予約開始:8月12日(月)13時/定員50名
会場:古書ほうろう 03-3824-3388 horo@yanesen.net


「『火山のふもとで』からぼくが受け取ったものは、建築についての知識や考えだけでなく(それも素晴らしい贈り物でしたが)、建築について語ることとそれを美しい言葉で書き連ねていくことは不可分なのだ、ということでした。そしてなにより、物語にひたっているときのあの心地よい時間の流れ! 建築好きの大竹さんがこの小説をどう読み、松家さんからどのような話を引き出されるのか、とても楽しみにしています。」(KM)

松家 仁之(まついえ まさし)
1958年、東京生まれ。早稲田大学第一文学部を卒業後、1982年新潮社入社。「小説新潮」編集部在籍時に星野道夫の作品と出会い、増刊「マザー・ネイチャーズ」を企画。「シンラ」編集部を経て、1998年「新潮クレスト・ブックス」創刊に携わる。2002年、雑誌「考える人」を創刊、編集長に就任。2006年より「芸術新潮」編集長を兼務し、2010年6月退社。2012年に発表した小説『火山のふもとで』にて読売文学賞を受賞した。慶應義塾大学総合政策学部特別招聘教授を現任。尊敬する編集者は小野二郎と塙嘉彦。

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◎12月6日(金)
ゲスト名:南陀楼綾繁・江口宏志
開催時間:19時会場 19時30分開演
予約開始:11月6日(水)13時/定員40名
予約受付:03-3249-3456(森岡書店)
会場:森岡書店の近所の貸会議室 (受付時に詳細をお知らせいたします)

「さまざまなメディアで書店特集が組まれ、ほうぼうで書店の開業講座が開講される今日ほど、書店が脚光をあびた時代はなかったのではないでしょうか。この潮流を牽引してきた南陀楼綾繁さんと江口宏志さん。お二人が見ている日本の書店の現状とは。また、これからの書店のあり方とは。「一箱古本市」と「THE TOKYO ART BOOK FAIR」の接点と断絶についても伺いたいです。」(YM)


南陀楼綾繁(なんだろうあやしげ)
1967年生まれ、島根県出雲市出身の編集者、文筆家。古書や本に関するイベント等を盛んに行っている。「ダンボール1箱」だけの本を持ち売り、古本として売るイベント「一箱古本市」の主催者。著書に「一箱古本市の歩きかた」 (光文社新書)、「路上派遊書日記」(右文書院)などがある。本名は河上進。

江口宏志(えぐちひろし)
1976年生まれ 表参道のブックショップUTRECHT/NOW IDeA代表。「THE TOKYO ART BOOK FAIR」を企画・運営するZINE'S MATE共同ディレクター。国連大学前広場の本の直売所「BOOKMAN'S MARKET」のディレクションや、アマゾンにない本だけを集めた仮想ブックショップ、nomazonの運営も行っている。著書に「表紙とカバー」(ピエ・ブックス)、「ハンドブック」(学研)がある。


*料金は全回共通1500円です