大竹昭子のカタリココ

朗読イベント〈カタリココ〉&トークイベントのお知らせと「日々雑記」

おしらせ&雑記

『雲遊天下』にロング・インタビュー掲載!

書影_convert_20121126200230ビレッジプレスからでている『雲遊天下』、これまで存在を知りませんでした(が、大変おもしろくて見本誌をじっくり読んでしまいました)。111号の特集は「なくなったもの」で、その巻頭に南阿楼綾繁さんによるインタビューが載ってます。これまで短いインタビューは受けていますが、これほど長いのははじめてで、わたしがただのワカ者だったときから現在までをお話しました。

『日和下駄とスニーカー』と『NY1980』に2冊を同時に取り上げるというのは、南阿楼さんのアイデアだったようですが、改めて考えると、この2冊は表裏一体の関係にあるんですね。インタビューをしていただき、はじめてそのことに気づきました。大感謝! 8日のカタリココで販売いたします。(2012.12.1)

森岡書店の店主、森岡督行さんが2冊目の著書を刊行、トークをします。

昨年、コロナブックスで『写真集』という本を出され、隠された文才をあらわにした森岡さん。今度の本は日本が海外にむけてセルフ・イメージを演出・宣伝するために作った出版物を集めた『BOOKS ON JAPAN 1931-1972 日本の対外宣伝グラフ誌』というもので、彼が時間をかけてコレクションしてきた本を丁寧に紹介・解説した貴重な本です。以前、森岡さんからこれらの本についてもっと小さな古書目録を見せていただいたことがありましたが、それがこのような大著に成長するとは、思いもよりませんでした! 

さて、私はこれらの本についてごく一般的な知識しかなく、トークに出るなどおこがましいのですが、日本を宣伝するために「外国人の眼」になり、あらんかぎりの力を投入したこれらの書物には、グローバリズムうんぬんで地球が平たくなってしまう以前の夢とあこがれが感じ取れます。

トークでは、本書の中の興味深いイメージをうぶな生徒である私が「この写真がすごい」ふうに寸評、それについて森岡先生が解説する、という形式で進めます。本書のおもしさの一端を、集ったみなさんとわかちあえたらうれしいです。

日時:12月3日(月)午後8時半開始
場所:代官山・蔦屋書店1階カフェ
予約→蔦屋書店・代官山

トークショー『写真集の作り方』、お相手は写真家の普後均さんです!

今年に出たベスト写真集の筆頭に挙げたいもののひとつが、普後均さんの『On the Circle』(赤々舎)です。7月31日の書評空間でも取り上げましたが、とても果敢な試みでした。でもそのことがわかってない人が多いようなのが歯痒い。この写真集の重要さがわからずして写真を語れるか!と思わず語気を強めてしまいますが、それはともかくとして……。

来る11月29日(木)にその普後均さんと「写真集の作り方」と題してトークをいたします。わたしも『NY1980』を出して写真集の作り方についてはだいぶ学びました。ひとつひとつの工程をしっかりと見極めていくのは、撮影とはまたちがう興奮でした。

それぞれの作品を参照しながら、選択の積み重ねから生まれる写真の重要ポイントを語り合います。写真集を作ろうとしている方、写真は好きだけどどうも見方がわからないという方、どうぞご参加ください。帰り道にはアタマのなかがすっきりと整理され、やる気が湧いてくること、まちがいないです!

日時:11月29日(木)午後7時半〜9時半
会場:六次元(荻窪)
会費:1500円
*写真関係の出版社が共同でおこなっている写真集を贈る日という連続イベントの一環です。

今年最後のカタリココ、予約がはじまりました!

12月の最終回に登場いただくのは写真家の鬼海弘雄さんです。鬼海さんのファンは多く、早くから「行きますよ」と言ってくださっている方々がいましたで、ご参加の方、お急ぎご予約ください。

なお予約の受付は森岡書店ですが、会場は書店の近くの会議室を使いますので、おまちがいないように。
また「はじめてのインド」と題して、鬼海さんが写真を撮りはじめたばかりの頃にインドで撮影した写真12点を、森岡書店展示・販売いたします。ぜひこちらをご覧になってからトーク会場にお越しください。

日時:12月8日(土) 18時30分開場 19時開始
会場:中央区日本橋茅場町1-12-2樋口本店ビル8階 (1階はスターバックスコーヒー茅場町店)
参加費:1500円
申し込み:森岡書店(電話03-3249-3456)へ。

「書評空間」に書評をアップしました。

最後に書評空間を書いたのは7月末ですから、毎月末に更新すると宣言しつつもだいぶ時がたってしまいました。それはひとえに写真展と写真集刊行で時間がとれなかったためですが、今回取り上げたのも写真に関わる本で、畠山直哉著『気仙川』(河出書房新社)です。一読して名著だと思いました。単に写真がいいとか文章がいいとかを超えて、写真への、言葉への、そして本という形式への深い思索が込められています。写真を撮る人、文章を書く人、編集の人、ブックデザインの人。必読です。→書評空間

『群像』12月号に短編小説を書きました

201212hyoushi_convert_20121108192732_convert_20121108195340.jpg前に『in the city』に久々に短編を書いたらおもしろかったことを書きましたが、短編特集が組まれている今月号の『群像』にも一つ書きました。「二兎と偽札と蛙の目」というタイトル。

読む方がおもしろいと思ってくださるかどうかはさておき、書いている自分はたのしみましたし、やっぱり小説を書く歓びを手放したくないなと思いました。これからしばらく集中して数編書くつもりです。(2012.11.8)

『日和下駄とスニーカー』書評 by 片岡義男さん!

いま発売中の『週刊朝日』(11月16日号)に片岡義男さんが『日和下駄とスニーカー』について、書評を書いてくださいました。

「僕は東京の人だが、これまで生活してきたのは、坂も階段もないところばかりだった。東京が持ついくつもの特異性のうち、最大のものはその地形であると気づいたのは、四十代になってからだ」、とはじまりからして大いに共感しましたが、それは私自身も「東京の人」にもかかわらず、ニューヨークからもどり四谷に住むことになるまで、東京の地形にまったく気づいていなかったからです。そして気づきだすと底知れないおもしろさがあるのが東京なのです!

またその中に、都心の同じ標高のところで展開する短編というのをかつて書こうとしたが、挫折したまま現在に至っている、というくだりがあり、膝をのりだしました。地形のからむ小説はわたしも書いてみたいもののひとつ。片岡さんのをぜひ読んでみたいです!(2012 .11.7)

今年もおいしい柿豚できました!

柿豚_convert_20121104202731豚が柿を食べるのか?ってはじめて聞いたときには驚きましたが、この写真をご覧のとおり大好物。むしゃむしゃ食べるんです。

柿をあげているのは九州で養豚をしているリバーワイルドの杉勝也さん。彼の友人に無農薬の柿を作っている柿之屋の秋吉智博さんがいて、彼の育てた規格外の柿を食べて大きくなったシーズン限定の柿豚。ジューシーで、風味があって、脂身がさっぱりして実に爽やかな味!私の毎秋の楽しみです。

この柿豚を東京で味わう会をはじめたのは2005年(初回から参加している私はなんと柿豚会長です!)。8年目の今年は杉さんの大好きなロックも一緒に楽しもうということで、鮎川誠&シーナ(シーナ&ロケッツ)のコンサート+ディナーの夜を企画いたしました。

柿豚をまだ食べたことのないアナタ、ロック好きのアナタ、11月9日(今週金曜日)にサラヴァ東京にお越しください。両方あわせて5000円という超破格のイベントです。(2012.11.9)