大竹昭子のカタリココ

朗読イベント〈カタリココ〉&トークイベントのお知らせと「日々雑記」

おしらせ&雑記

6月「ことばのポトラック」の会計報告

6月26日におこなわれた第2回「ことばのポトラック」では、売り上げから30.740円を義援金としてプールしました。まもなく3日に第3回がおこなわれますので、それと併せて寄付いたします。送り先についてはアイデアがあります!3日の会計報告ともにお伝えいたしますので、しばしお待ちください。(2011.6.30)

第3回「ことばのポトラック」

「ことばという橋をわたって」

 今回ことばを持ち寄るのは、作家、翻訳家、語学教師、アナウンサー、音楽家といった仕事をしながら日本語と外国語のあいだを日々行き来している人たち、12名。日本語の外部からの視点、遠い場所からの反響を織り込みながら、改めて「東北」という土地と人々を思い、人々のあいだに橋を架けることばの可能性を探ってみたいと思います。(企画=管啓次郎+くぼたのぞみ+南映子) 

2011年7月3日(日) 終了しました
11時半開場、13時開演
3000円(ランチ付き)完全予約制
予約:サラヴァ東京

出演者プロフィール(50音順)
 
温又柔(おん・ゆうじゅう、小説家)
1980年台湾生まれ。3歳のとき両親と日本に移住。中国語・台湾語・日本語が飛び交う家で育つ。「好去好来歌」ですばる文学賞佳作受賞。2011年『来福の家』を上梓。
 
清岡智比古(きよおか・ともひこ、フランス文学者)
詩を通しての「東京」を扱った『東京詩』を刊行後、映画を通しての「移民たちのパリ」を研究中。明治大学准教授。NHK「テレビでフランス語」講師。
 
くぼたのぞみ(翻訳家・詩人)
アディーチェ『半分のぼった黄色い太陽』、クッツェー『鉄の時代』などアフリカ発/系の作品を翻訳しながら、北海道に生まれたことを問う詩を書く。クッツェーの自伝的三部作も翻訳予定。
 
ヴァルデマル・サンチアゴ(Waldemar Santiago、ラジオアナウンサー・ポルトガル語講師)
リオ・デ・ジャネイロ育ち。モスクワ、ストックホルム、パリに暮らし、1971年に東京へ移り住む。NHK国際ラジオ、Inter FMのパーソナリティ。
 
レナ・ジュンタ(Lena Giunta、フランス語講師)
早稲田大学、明治大学、慶応義塾大学他非常勤講師。2010年NHKラジオ「まいにちフランス語」講師(4月~9月)。著書『ハートにビビッとフランス語』(共著)。
 
管啓次郎(すが・けいじろう、比較文学者・詩人)
地水火風というエレメンツの力から詩を考えている。明治大学教授。最近の著書に『斜線の旅』(読売文学賞)、小池桂一との共著『野生哲学 アメリカ・インディアンに学ぶ』などがある。
 
関口裕昭(せきぐち・ひろあき、ドイツ文学者)
近現代ドイツ抒情詩、ドイツ・ユダヤ文学専攻。パウル・ツェラン研究で知られる。著書に『パウル・ツェランへの旅』『評伝パウル・ツェラン』など。明治大学准教授。
 
デビット・ゾペティ(David Zoppetti、小説家)
1962年スイス生まれ。独学で日本語を学ぶ。同志社大学卒。『いちげんさん』ですばる文学賞、『旅日記』で日本エッセイスト・クラブ賞を受賞。他に『アレグリア』、『命の風』などがある。
 
高橋ブランカ(Branka Takahashi、作家・翻訳家・写真家)
1970年、セルビア生まれ。ベオグラード大学日本語学科卒。短編小説、翻訳は主にセルビアとロシアで発表され、現在日本語で執筆中。
 
旦 敬介(だん・けいすけ、作家・翻訳家)
アフロ・ラテンアメリカ文学を構想中。ブラジル北東部、アフリカ音楽好き。最近の著訳書に『ライティング・マシーン ウィリアム・S・バロウズ』、ガルシア=マルケス『生きて、語り伝える』など。
 
港大尋(みなと・おおひろ、作曲家・ビアニスト・ギタリスト)
バンド「ソシエテ・コントル・レタ」を率い、詩人やダンサーとのコラボレーションなど、幅広く活動。ジャンルはクラシック、ブラック、琉球、ブラジル、アフリカなどにまたがる。
 
南映子(みなみ・えいこ、メキシコ文学・スペイン語翻訳)
14歳でスペイン語に魅せられる。東京・グルノーブル・メキシコシティでスペイン語・フランス語・文学を中心に学び、文章を書き始める。現在スペイン語講師。

第3回「ことばのポトラック」は在東京の外国人もまじえてのインターナショナル版

「ことばという橋をわたって」
今回ことばを持ち寄るのは、作家、翻訳家、語学教師、アナウンサー、音楽家といった仕事をしながら日本語と外国語のあいだを日々行き来している人たち、12名。日本語の外部からの視点、遠い場所からの反響を織り込みながら、改めて「東北」という土地と人々を思い、人々のあいだに橋を架けることばの可能性を探ってみたいと思います。(企画=管啓次郎+くぼたのぞみ+南映子)

2011年7月3日(日)
11時半開場、13時開演
3000円(ランチ付き)完全予約制
予約:サラヴァ東京

*出演者については、「その他のイベント」をご覧下さい。

<カタリココと私>展が開幕しました!

portable02_omote_sample.jpg今日「ポータブル2」が刷り上がりました。
カタリココにご出演いただいた20数名のゲストが寄せてくれた感想文と、私の思い出を掲載したタブロイド紙です。さっきジュンク堂に届けてきました。9階の会場で(ここだけで)ピックアップできます。もちろん無料。
『ポータブル』のデザインは五十嵐哲夫さん。カタリココのチラシも、5周年のロゴも、『彼らが写真を手にした切実さを』と『ことばのポトラック』の装丁も彼なので、五十嵐さんの展覧会のようでもあります。
なかなか壮観。これでフェア完成!
写真も撮ってきたのでおいおい載せますが、まずは完成のご報告を!(ホッ)







<感想を寄せてくださった方々>
新井敏記さん
茂木健一郎さん
スズキコージさん
角田光代さん
坂田明さん
岸本佐知子さん
都築響一さん
森村泰昌さん
        古川日出男さん
        ピエール・バルーさん
        小林エリカさん
        ミーヨンさん
        柴崎友香さん
        坂口恭平さん
        堀江敏幸さん
        荻世いをらさん
        小池昌代さん
        黒川創さん
        大竹伸朗さん
        前田司郎さん
        平松洋子さん
        関川夏央さん

7月のカタリココの予約が開始しました。

5周年記念として穂村弘さん、長島有里枝さんというふたりのゲストをお迎えしてトーク&朗読イベントです。意外な顔合わせではないでしょうか! 穂村さんは写真のファンです。ただ好きなだけでなく深く考える人ですから、写真と短歌のちがいについてするどい考察がありそうです。長島さんは昨年『背中の記憶』を出して文章家としての力を発揮し、まわりをあっと言わせました。ことばを巡ってさまざまな角度から語り合う異色のカタリココ!→サラヴァ東京

<カタリココと私>展に行くなら今週末以降に!

池袋ジュンク堂展9階で開催される<カタリココと私>展。
いちおうはじまってますが、行くのなら今週末以降をオススメします。
というのはただいま、これまでのゲストの感想文を掲載した「ポータブル2」を印刷中なんです。
23日にはそれが会場に並ぶ予定でお持ち帰りいただけます。
正式にはこのwebでまたご案内しますので、しばしお待ちを! (2011.6.21)

第2回「ことばのポトラック」は6月26日、かのうよしこのソロコンサート「にほんのうた」です。

 第1回「ことばのポトラック」から3か月がたちました。その後、社会にいろいろな変化があったためでしょうか、だいぶ前のことのように感じられます。
 第2回は6月26日。第1回のときに武満徹の歌曲を歌って会場を圧倒したかのうよしこさんに、山田耕筰から現代歌曲までを歌ってもらう「歌のポトラック」です
 私は日本歌曲は好きなのですが、クラシックの人が歌うとビブラートのきかせすぎで言葉が聞こえなかったり、響きだけを考えて曲想が単純すぎたり、もう少しなんとかならないの?と突っ込みたくなることが多いんです。かのうさんはそうした盲点に意識的。それは彼女がアルトの歌手であることと無関係でないように思います。歌を学ぶ大多数の人がソプラノでオペラ指向ですが、アルトは少数派であるゆえに、独自の音楽観が必要になってくるのです。
 さて、今回のコンサートは「ことばのポトラック」ですから、ことばを重視します。それぞれの歌詞から物語を想像し、それをいかに歌にのせて伝えるかを考えてみたいと思います。そのひとつの試みとして、1オクターブ下げて歌うことをやってみます。たとえば、「からたちの花」というと、みなさん高いソプラノのトーンをイメージすると思いますが、それを音程をさげて歌ったらどうなるか。言葉が粒立って情景がよりはっきり浮かび、まるで自分に語りかけられているように感じるのです!
 サラヴァ東京にはステージがありますが、今回はそこから下りてみなさんのいるフロアで至近距離で歌ってもらいます。前回同様にランチ付きですので、早めにいらしてランチを楽しんだあとに、ゆったりした気分で深い声に浸ってください。マイクをとおさない肉声に萎縮していた心がやわらかくほぐされることでしょう!(2011.6.1)

3月26日(日) 終了しました
11時半開場、13時開演
サラヴァ東京
3000円(ランチ付き)

*ランチの準備があるので完全予約制です。予約はサラヴァ東京へ。
水牛のwebサイトにこのコンサートのことを書きました。

「レンズ通り午前零時」の第6回が掲載されました!

NY26_convert_20110616183521.jpg今回のテーマは「屋上の視野」。ニューヨークにいたころ、本当によく建物の屋上にのぼりました。自分のアパートはもちろんのこと、友人の屋上もしらみつぶしに上がらせてもらい、ストリートとはまったくちがう風景の出会いに感嘆の声を上げたものです。
屋上ではよく読書もしました。アンドレ・ケルテスの写真集「ON READING」には、いろんな場所でいろんな格好で読書するニューヨーカーが出てきますが、多いのが屋上の読書人。ページをめくると、ここにも、あそこにも私がいる! みんな考えることはおなじ。都市の喧騒からしばし離れられる安上がりな気分転換なのです。→ギャラリーときの忘れもの