大竹昭子のカタリココ

朗読イベント〈カタリココ〉&トークイベントのお知らせと「日々雑記」

おしらせ&雑記

放射能にめげずに東京を歩こう!という人、集合!

次の日曜4月3日に、青山ブックセンターで「東京をフィールドワークする」というブックフェアにあわせてトークショーがおこなわれます。出演者は、ランドスケープ・アーキテクトの石川初さん、東京の隅々を知り抜いている都築響一さん、そして私の3人。地震前に決まっていたイベントですが、こうなったいまでは地震がなかったかのごとくには話せないので、スタートは地震体験。そこから東京の地形に展開します。
今回の震災でだれもが地形に関心を高めていることと思いますが、書店のある青山はどんなかたちの台地に乗っているのか、その先の渋谷駅周辺の谷間はどうなっているかなど、知っているようでいてわかっていないことが多いですよね。画像を見ながら青山界隈を散策します。
それとかねてより興味を持っているのは、東京を東と西、南と北というように区分けした場合、ずいぶん街の表情も、店のたたずまいも、住んでいる人の雰囲気もちがうなあ、ということです。このあたりのこともぜひ語り合いたいです。都築さんが「その話しなら任しておけ!」と言ってます。
折しもこの日から1年間、毎日新聞日曜版で東京の地形を歩く「日和下駄とスニーカー」という連載を、写真とへたくそな地図付きではじめます。最初は気になっていた放射能ですが、いまはもう歩けるかぎりは歩きまくって東京の起伏を足の裏に刻みつけよう、という気構えですので、同感!という方、ぜひご参加ください。


2011年4月3日(日)午後6時~7時半
青山ブックセンター本店

人はことばに慰められ、支えられる生きものだと感じた2時間。

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3月20日に思いつき、出演者をつのり、21日朝には10人以上の参加が決まり、22日に告知を開始した「ことばのポトラック」。1日足らずで満席になり、今日、渋谷のサラヴァ東京で開催されました。地震のとき、どこにいて何をしていたか、いまどんなことを考えているか、そんなことをトークしつつ、それぞれの作品を朗読してもらったのですが、出演者のお話を間近でうかがううちに、地震以来、蓋されて酸欠状態になった心が呼吸しはじめるのを感じました。
これからいろいろな意味で自分が試されるのを感じます。出演者や観客のみなさんと体験や思いをシェアできたことで、その勇気をえました。先のことを思い悩むより、いまに全力投球したいし、それしかできることは残されてないんです!
*3月30日(水)8時半~9時半、東京FM「Blue Ocean」に生出演して今日のイベントについて話します。
*また4月10日と17日の2週にわたって、同じく東京FM「トランス・ワールド・ミュージック・ウェイズ」で「ことばのポトラック」の模様が放送されます。
「トランス・ワールド・ミュージック・ウェイズ」5:00~6:00
*本日の寄付金額と送り先については、追ってこのサイトでご報告します。
*写真はトーク中の管啓次郎さん、ステージのバックにいるのは出番を待つ出演者。撮影:下山海太郎さん

ことばをもちよる緊急イベントをおこないます!

忘れることのできない春になりました。
まもなく桜が咲くというのに、とても楽しむ気持ちになれないほど、心のなかは深い悲しみと不安におおわれています。
想像以上の災害であるのが判明し、直視することのできないほどの悲しい光景がニュースで流れはじめたとき、ふと思いだしたことがありました。悲しみのどん底にあった終戦直後の沖縄で、てるりんこと照屋林助さんは村々をまわって漫談をしました。こんなときにお笑いなんかして、とまゆをひそめる人もいましたが、彼は「生きているお祝いだ」といいながら人々を笑わせてまわったのです。
これまではエピソードのひとつとみなしていたこの話が、今回の災害でリアリティーをもって迫ってきました。悲しくて漫談なんか聞いていられない人もいたでしょう。苦々しい思いをした人もいたかもしれません。でも想像を絶する状況下で、人はそれぞれの抱える事情を生きるしかないのです。てるりんにとって「生きているお祝い」として慰問をおこなうことが自分を生きることだったのでしょう。

連休中、そんなことをつらつらと考えながら過ごしていました。
そして、いま必要なのは震災の情報や状況説明ではなく、心を強めてくれる凝縮された詩の「ことば」なのだと思いいたりました。さっそく詩や短歌を書いていらっしゃる方々に連絡したところ、たちまち10数名の方が出演を名乗りでてくださいました。
今週末、3月27日(日)に「ことばのポトラック」を開催いたします。
これは詩人、歌人、作家、歌手の方々が「ことば」をもちよる集いです。自作詩、翻訳詩、短歌、歌唱など、さまざまなかたちの「ことば」を身に浴びて、心の灯をともしましょう。会場は、ロベール・ドアノーのイベントをおこなった渋谷の「サラヴァ東京」です。
家でひとりで妄想にかられて不安がるより、いまを生きる力をシェアしあう場を!という願いを込めた<カタリココ>番外編へ、みなさまのご参加をお待ちしています。

「ことばのポトラック」 出演者(エントリー順)
 佐々木幹郎(詩)
 管啓次郎(詩)
 古川日出男(散文詩)
 平田俊子(詩)
 東直子(短歌)
 くぼたのぞみ(詩)
 南映子(詩)
 かのうよしこ(歌唱)
 Ayuo高橋鮎生(弾き語り)
 堀江敏幸(詩)
 小池昌代(詩)
 間村俊一(俳句)
 潮田明(翻訳詩)

*声の届く範囲のカフェ形式のイベントですので、定員数が限られています。
ご参加いただける方は「サラヴァ東京」に直接ご予約ください。

2011年3月27日(日) 終了しました
11:30 開店 12:30イベント開始
参加費: 3000 円(ブランチ付き)
*最低限の必要経費を差し引いた売上金を信頼のおけるNPOに寄付し、震災の復興に役立てていただきます。
金額は追ってwebで公開いたします。
要予約:TEL/FAX 03-6427-8886
    contact@saravah.jp
    http://www.saravah.jp/tokyo/

3月27日、緊急イベント「ことばのポトラック」を開催します!

地震被害による悲しみと不安を突破するのに、いま私たちの心が欲しているのは、情報や状況説明以上に、心を強くしてくれる詩の「ことば」のように思います。緊急に詩人、歌人、作家、歌手の方々が「ことば」をもちよる「ことばのポトラック」を企画しました。さいわい、短時間のうちに多くの方が出演を名乗りでてくださいました。自作詩、翻訳詩、短歌、歌唱など、さまざまなかたちの凝縮した「ことば」を身に浴びて、心の灯をともしましょう。家でひとりで妄想にかられて不安がるより、いまを生きる力をシェアしあう場を!という思いを込めた<カタリココ>番外編です。詳しくは「これからのカタリココ」へ。(2011.3.21)

3月26日(土)細江英公さんとトークをいたします。

ギャラリーときの忘れもので開催中の細江英公さんの写真展にあわせておこなわれるトークイベントです。写真を布にプリントして巻物状のものをつくり、それを貴族の館の壁にインスタレーションした、ふしぎな雰囲気の「細江英公写真展」が、イタリアのルッカで開催されました。このときの展示を記録として撮った細江さんの写真を、おもしろい!と感じた、ぎゃらりーときの忘れものによる特別企画展です。いかにも細江さんらしい絢爛豪華さが感じられる作品ですが、最初のきっかけは記録であり、人に見せるつもりなどなかったというのが興味深いです。細江さんとのはじめての対談、楽しみです。詳しくは「その他のイベント」へ。(2011.3.21)

緊急イベント「ことばのポトラック」を開催します!

地震被害による悲しみと不安を突破するのに、いま私たちの心が欲しているのは、情報や状況説明以上に、心を強くしてくれる詩の「ことば」のように思います。緊急に詩人、歌人、作家、歌手の方々が「ことば」をもちよる「ことばのポトラック」を企画しました。さいわい、短時間のうちに多くの方が出演を名乗りでてくださいました。自作詩、翻訳詩、短歌、歌唱など、さまざまなかたちの凝縮した「ことば」を身に浴びて、心の灯をともしましょう。家でひとりで妄想にかられて不安がるより、いまを生きる力をシェアしあう場を!という思いを込めた<カタリココ>番外編です。

[出演者](エントリー順)
佐々木幹郎(詩)
管啓次郎(詩)
古川日出男(散文詩)
平田俊子(詩)
東直子(短歌)
くぼたのぞみ(詩)
南映子(詩)
かのうよしこ(歌唱)&小沢あき(ギター)
Ayuo(弾き語り)
堀江敏幸(詩)
小池昌代(詩)
間村俊一(俳句)

[司会進行]
大竹昭子

2011年3月27日(日)
11時半開店 12時半イベント開始
当日はステージと客席を二分せずにカフェ形式でおこない、ブランチ・ビュッフェをご用意します。11時半にご来店いただき、ブランチのあと12時半からイベントをご覧いただきます。
参加費: 3000 円(ブランチ・ビュッフェ 付き)
*このうち一部を被災地に寄付いたします。
要予約:TEL/FAX 03-6427-8886
    
    contact@saravah.jp
    サラヴァ東京

3月26日(土)細江英公さんとトークをいたします。

ギャラリーときの忘れもので開催中の細江英公さんの写真展にあわせておこなわれるトークイベントです。写真を布にプリントして巻物状のものをつくり、それを貴族の館の壁にインスタレーションした、ふしぎな雰囲気の「細江英公写真展」が、イタリアのルッカで開催されました。このときの展示を記録として撮った細江さんの写真を、おもしろい!と感じた、ぎゃらりーときの忘れものによる特別企画展です。いかにも細江さんらしい絢爛豪華さが感じられる作品ですが、最初のきっかけは記録であり、人に見せるつもりなどなかったというのが興味深いです。細江さんとのはじめての対談、楽しみです。

2011年3月26日午後5時~ 終了しました
会場:ギャラリーときの忘れもの
入場料:500円
要予約:
ときの忘れもの

春です。東京を歩きましょう!

散歩にいい季節がやってきました!街歩きが大好きな私としては、天気がいいとデスクにむかっていても気がそぞろで、週末はどこに行こうかな、なんて地形図を開きながら夢想してしまいます。まもなく青山ブックセンター本店で「東京をフィールドワークする」というフェアがはじまり、4月3日にはトークイベントがおこなわれます。メンバーは東京スリバチ学会の石川初さん、徹底したフィールドワーカーの都築響一さん、そして私の3人。実はこのゲスト案は、書店から打診いただいて私から提案させていただいたものです。つまりお会いしたい方々と東京についてトークするというものすごくラッキーな機会が実現したわけです。東京はごちゃごちゃしていて、迷いやすくて、つかみどころがなくて……とマイナーな印象が強いかもかもしれませんが、骨格をつかんでしまえばどんどん面白くなります。そのアイデアを具体的にご紹介したいと思います。フェアも大規模です。新しい視点で東京を眺めるさまざまなジャンルの本が一堂に介します。フェアもトークもどうぞお見逃しなく!→青山ブックセンター本店