
ご近所の290歳の方と一緒に記念写真を撮りました。
世の趨勢に力を落とされているご様子ですが、しっかり見守ってくださいとお伝えしました。
昨年は短篇集『いつもだれかが見ている』を刊行、それをきっかけに「写真を深く見るためのワークショップ」を八戸を皮切りに鎌倉、東京、福岡、京都で開催しました。参加者に前もって写真をいただき、それらを見ながら気がついたことをみんなで言葉にしていくという内容です。予想した以上におもしろく、写真を語る新しい切り口を得たように感じています。今年も各地でおこなう予定です。
また昨秋にカタリココ文庫の刊行が10号に達したこともうれしい出来事のひとつでした。これにて第1期が完結し、記念にフリーペーパー「横断的思考のススメ」をつくりました。カタリココ文庫を扱っているお店に置いてありますし、通販でお求めの方にもお送りしています。ご一読いただければうれしいです。
https://katarikoko.stores.jp/
ウェブサイトの更新が間遠になりがちなので、この機会に昨年2022年の主な出来事をあげておきます。
2月
カタリココ文庫8号・畠山直哉×大竹昭子『見えているパチリ!』刊行。
4月
29日京都Purpleにてカタリココ文庫についてトークをする。
5月
別冊太陽『森山大道 写真とは記憶である』に論考「路上からヒトの歴史を透視する」を寄稿。
須賀敦子の祖父が創業した須賀工業100周年記念式典で須賀敦子について東京(20日)・大阪(29日)で講演をする。
6月
短篇集『いつもだれかが見ている』(亜紀書房)を刊行。
7月
17日 台湾の漫画家、高妍著『緑の庭』の刊行を記念してポポタムで高さんとトークをする。
Bunkamura Nadiff Modern にて『いつもだれかが見ている』フェア開催。30日に堀江敏幸氏とトークをする。
カタリココ文庫9号 堀江敏幸×大竹昭子『新しい自我』を刊行。
8月
八戸で短篇集『いつもだれかが見ている』のイベントを行う。5日 八戸ブックセンターでトーク、6日 八戸市立美術館 で<写真を深く見るためのワークショップ>をおこなう。
9月
4日 北鎌倉・喫茶ミンカで<写真を深く見るためのワークショップ>第2回をおこなう。
21日 池澤夏樹さん、富田めぐみさんと「あまくま琉球」のクラウドファンディングのためのトークショーをスイッチパブリッシング地下レイニーデー・カフェでおこなう。
10月
8日 高橋恭司写真展「Ghost」@代官山LOCO GALLERYで高橋さん、安田和弘さん、私の三人でトークをする。
29日 蔵前 iwao gallery で<写真を深く見るためのワークショップ>第3回をおこなう。
11月
5日 京都Purple で<写真を深く見るためのワークショップ>第4回をおこなう。
20日 カタリココ文庫10号 諏訪敦×大竹昭子『絵にしかできない』を刊行。10号に達して第1期完結。
12月
1日 下北沢本屋B&Bで<写真を深く見るためのワークショップ>第5回をおこなう。
10日 ミーヨン写真展「記憶のほとり」@日本橋好文画廊でトークをする。
15日 蔵前 iwao gallery で鴻池朋子さんと『いつもだれかが見ている』刊行記念トークをおこなう。
迷走写真館は昨年10月より偶数月の掲載になりました。
http://blog.livedoor.jp/tokinowasuremono/archives/cat_50032565.html
今年もひきつづき、どうぞよろしくお願いいたします。(2023.1.9)