大竹昭子のカタリココ

朗読イベント〈カタリココ〉&トークイベントのお知らせと「日々雑記」

〈カタリココ〉はトークと朗読のイベントです。
「語り」と「ここ」を合わせて〈カタリココ〉。
都内の四つの古書店を会場に、ゲストとトークしながらそれぞれの著書を朗読します。

これからのカタリココこれまでのカタリココ カタリココ・レヴュー

〈カタリココ〉〈カフェ・カタリココ〉以外の書店のイベント、写真のレクチャー、
シンポジウムなどについてご案内いたします。
写真:「西荻ブックマーク」主催の写真レクチャー&トーク

その他のイベント

大竹昭子(おおたけ・あきこ)
ノンフィクション、エッセイ、小説、写真評論など、ジャンルを横断して執筆。2007年にトークと朗読の会〈カタリココ〉をはじめる。また2011年3月に東日本大震災後、詩人や作家にことばをもちより朗読してもらう「ことばのポトラック」をスタート、現在も渋谷・サラヴァ東京にて継続中。 著作リストtwitter

[web連載]ときの忘れもの「迷走写真館」, 紀伊國屋書店「書評空間」, 月曜社「森山大道のon the road」, 草森紳一記念館「白玉楼中の人」

おしらせ&雑記

石川竜一の写真展、そしてトークショー!

CF003911FR_セレクトRAW_Saint-Denis_convert_20171116181930デビューから最短距離で木村伊兵衛賞をとり、写真界をあっと言わせた石川竜一。
彼の二度にわたるフランスでのレジデンス制作の成果が発表されます。
沖縄出身の彼は、東京すらほんど来たことがなく、私がはじめて会ったときは、どこかおどおどした様子すら感じられました。
それから時をおかずして、アツコバルーのレジデンスプログラムにより、はじめてパスポートをつくってフランスへ。そこで写された写真は、メディアが届けるフランスを大きく逸脱したイメージの数々で、そこに生きる人々の生の実感と都市の手触を伝えます!
写真展は12月10日まで、渋谷のアツコバルーにて。11月17日夜には石川さんとわたしのトークショーがあります。→アツコバルー(2017.11.17)


11月の迷走写真館がアップされました!

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お姫さまふうで、メルヘンチックなインテリアです。ふたりの服装も、部屋に合わせたかのようにゴテゴテ感満載。
でも、よく見ると部屋の感じが安っぽいような。
カーテンもカーペットも高級とはいいがたく、部屋の入口にレールがあるのも気になります……。
いったいどういう空間なのでしょう。→ギャラリーときの忘れもの(2017.11.1)

10月28日に京都でトークイベント!

28日に京都の誠光社でトークイベントをいたします。京都ってヘンな間取りがありそうですよね。そういう間取りを、参加者のみなさんから持ち寄っていただき、どこがヘンでおもしろいか、もしそこからストーリーをつくるならどんなものになるか、なんてことを語りたいと思います。間取りを持参しなくても参加できますので、手ぶらでもどうぞ!東京からももっていく予定でいま探索中です。

日時:2017年10月28日(土)19時〜
場所:誠光社
料金:1500円+1ドリンクオーダー
定員:30名
予約はこちらへ→誠光社

2017年9月29日、長嶋有さんと間取りトーク

IMG_3185_convert_20171007152324.jpeg開場すると続々とお客さまがやってきて、7時半ぴったりにスタート。ふつうはよもやま話をしたりしながらゆるりとはじまるのですが、この日はご紹介が終わると即刻、長嶋さんのアタマが回転しだし、話の核心にズンズン入っていきました。初対面でしたが、そんなことはピクリとも感じる間のないまま、観客席を見渡して反応を確かめるのも忘れ、長嶋さんの顔をただひたすら見つめて話に夢中になり、ふと正面に掛かっている時計を見たら8時半!感覚としては20分くらいでしたが。
話題は『3の隣は5号室』と間取りのことに終始しました(正面本棚にはっておいた五号室の間取りが役立ちました!)。「『間取りと妄想』を読んでわかった、ぼくは間取りが好きなんじゃない、間取りを説明するのが好きなんだ!大竹さんのほうがずっと間取り好きだ」と長嶋さん。たしかに私は小説や映画でもっともワクワクするのは室内や建物の描写です。ストーリーはすぐに忘れてしまうし、登場人物の顔も覚えられないのに、一度見た空間は忘れない。でも、どうやったらこのことを小説を書くのに活かせるんでしょう。結局はなにをどう語るかなのですから、「説明するほうが好き」という長嶋さんの発言のほうがずっと小説家っぽくて、私は小説書きとしては亜流かもしれない、などと思いました。IMG_3204_convert_20171007152302.jpeg終わるといつもお店で打ち上げをしますが、そこでもまたトークがつづいているように話が展開し、どれもおもしろくて、お客さんがいないのがもったいないほど。気がつくと時計の針は12時をさしていて、あっ、電車がない!とあわててお開きにした次第。
長嶋さんが鋭い観察者なのは作品でわかってましたが、どうもその目玉は複眼になっていて、同時にいろいろなものを映し、記憶しているようです。つまり、シャイでのんびりした印象とちがって、内部はものすごく高速回転でハイテンション。物事とディテールの関係におもがけない結びつきを見出し、日常の色を変えてしまう、作家長嶋有の底力に目をみはりました!(2017.10.7)

長嶋有さんとの超高速トーク!

IMG_3185_convert_20171007152324.jpeg開場すると続々とお客さまがやってきて、7時半ぴったりにスタート。ふつうはよもやま話をしたりしながらゆるりとはじまるのですが、この日はご紹介が終わると即刻、長嶋さんのアタマが回転しだし、話の核心にズンズン入っていきました。初対面でしたが、そんなことはピクリとも感じる間のないまま、観客席をみやって反応を確かめるのも忘れ、長嶋さんの顔をただひたすら見つめて話に夢中になり、ふと正面に掛かっている時計を見たら8時半!感覚としては20分くらいでしたが。
『3の隣は5号室』と間取りのことに話題は終始しました(正面本棚にはっておいた五号室の間取りが役立ちました!)。「『間取りと妄想』を読んでわかった、ぼくは間取りが好きなんじゃない、間取りを説明するのが好きなんだ!大竹さんのほうがずっと間取り好きだ」と長嶋さん。たしかに私は小説や映画でもっともワクワクするのは室内や建物の描写です。ストーリーはすぐに忘れてしまうし、登場人物の顔も覚えられないのに、一度見た空間は忘れない。でも、このことは小説を書くのにどう活かせるんでしょう。結局はなにをどう語るかなのですから、「説明するほうが好き」という長嶋さんの発言のほうがずっと小説家っぽくて、私は小説書きとしては亜流かもしれない、などと思いました。IMG_3204_convert_20171007152302.jpeg終わるといつもお店で打ち上げをしますが、そこでもまたトークがつづいているように話が展開し、どれもおもしろくて、お客さんがいないのがもったいないほどでした。気がつくと時計の針は12時を差していて、あっ、電車がない!とあわててお開きにした次第。
長嶋さんが鋭い観察者なのは作品でわかってましたが、どうもその目玉は複眼になっていて、同時にいろいろなものを映し、記憶しているようです。つまり、シャイでのんびりした印象とちがって、内部はものすごく高速回転でハイテンション。物事とディテールの関係におもがけない結びつきを見出し、日常の色を変えてしまう、これこそが長嶋作品の魅力なのです!(2017.10.7)

10月の迷走写真館はど迫力の写真です!

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ダイニングテーブルに座ってカメラを凝視する、ということがまずもってふつうの行為ではないですが、それに加えて裸体姿であることが日常を軽く飛び越えています。一度見たら瞼から消えない、撮る方と見る方の両方にがっぷり四つになることを求めてくる写真です。→ギャラリーときの忘れもの(2017.10.7)

9月の迷走写真館はこの写真です!

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獰猛なイメージのあるカラスとこんなふうに口先を合わせられるなんて、よほど深い関係にあると思わずにはいられません。
ふたりが口を寄せてやりとりしているものが何なのかも、気になります。
それはきっと、食べ物以上の何か、なのでしょう。→ギャラリーときの忘れもの(2017.9.5)

7月の津村記久子さんとのトークがウェブマガジンOURS.に掲載されました!

7月に大阪・心斎橋アセンスで津村記久子さんと『間取りと妄想』についてトークをしました。その内容がウェブマガジンOURS.に2回にわたって載ります。ふたりで興奮してしゃべりまくって、あっという間に時間がすぎ、何を話したのだか忘れてしまうほどだったのですが、読み直して見て自分でいうのも何ですが、おもしろかったです。津村さんとは初対面だったもの、作品を読んでいると他人とは思えないような気がして、勝手に「同類感」を抱いていたのですが、とんでもない方向に話が飛んでいくところが最高でした! 
ちなみに、関西配信のこのウェブマガジン、とても新鮮な内容で、街好き、物件好き、間取り好きにはたまらないです。→OURS. (2017.9.5)

9月のカタリココの予約がはじまってます!

ゲストは小説家の長嶋有さん。昨年、長嶋さんの『三の隣は五号室』を読んで以来、つぎのカタリココではぜひ長嶋さんとトークしたい! と熱望しました。念願かなって千駄木・古書ほうろうにて9月29日におこないます。以下は店主・宮地健太郎さんのコメント。
「とある木賃アパートの「変な間取り」の一室と、そこでの半世紀十三世帯の暮らしを描いた、長嶋有さんの『三の隣は五号室』。こんな切り口があったとは! という驚きとともに浮かび上がってくるのは、過去に自分が住んだ部屋の様々な細部と、もはや忘れていたような情景の数々。読後もじわじわと余韻が続き、大切な一冊となりました。『間取りと妄想』(亜紀書房)を上梓した大竹さんとの対談、とても楽しみです」(2017.9.3)

日時:2017年9月29日(金)19時開場/19時30分開演
会場:古書ほうろう 東京都文京区千駄木3‐25‐5
予約:電話 03-3824-3388
   e-mail horo@yanesen.net.http://horo.bz/


8月の迷走写真館はこの写真です!

a4ed5944-s.jpg腕を組んで、道いっぱいに広がりながら進む、フランス式デモ。
女性が結構まじっていて、さまざま年齢の人がいて、歩き方がだらだらしてなくて意識的です。歩くことの力強さが、そのまま抗議の気持ちになって現れでているような、実に印象的な写真。→ギャラリーときの忘れもの(2017.8.3)